掃除機市場でコードレススティック競争が激化するなか、シャープと東芝が推進する「コードレスキャニスター」が独自に進化。家電ライターの平島憲一郎さんは同分野の魅力をこう解説します。
「キャニスター型はモーターやバッテリーをハンドル部から分離でき、手元にかかる負担がスティックより少ない。“コードをコンセントに挿す”面倒も、バッテリー性能の進化で解消しました」
シャープの新モデルは掃除のしやすさを徹底追求。ラグマットの段差を軽々と乗り越えるヘッドなどで、掃除中の身体の負担を軽減します。東芝は強力な吸引力とスタミナを両立。「おまかせモード」の運転時間は従来機の約1.5倍に。以下では、その実力の詳細をチェックしていきましょう!
【教えてくれた人】
家電ライター
平島憲一郎さん
掃除機から調理家電、空調家電など生活家電全般を担当。新製品のお試し記事も数多く手掛けています
コードレスキャニスターその1
本体質量1.8㎏、手元質量1.1kgで操作もラクラク!
シャープ
RACTIVE Air EC-AS710
実売価格8万6270円
モーターの軽量化などで本体質量1.8㎏、手元質量1.1㎏を実現。ヘッド前面が開いた構造になり、大きめのゴミもヘッドを持ち上げずに除去できます。自立できるヘッドを新採用し、掃除の中断・再開もスムーズ。着脱式バッテリーを2個付属。
SPEC●モーター:大風量高圧3Dファンモーター●運転時間(バッテリー2個連続使用時):弱モード約60分/自動エコモード約40分/強モード約16分●便利機能:強力ごみ圧縮ほか●サイズ/質量(本体):W204×H230×D390㎜/1.8㎏●最長連続使用期間:約60分(バッテリー2個連続使用時)●充電時間:約80分(バッテリー1個):別途形状:ラグ越えベッド(自走パワーアシスト)●集じん容量:0.25ℓ
【ココがプロ推し!】
圧倒的に軽いうえに掃除の負担を軽減する機能充実!
ラグマットの段差を乗り越えて掃除する「ラグ越えヘッド」や「スグトルブラシ」、自立するヘッドなど掃除の負担軽減機能を多数搭載。こうした細かな使い勝手の良さが、シャープの掃除機の魅力です。