価格はそのままに付属品を充実させた床拭きロボットの新製品も登場
同社はこの日、床拭きロボット「ブラーバ」の新製品「ブラーバ ジェット250」「ブラーバ390j」も同時発表しました。新製品は、機能・性能・価格はそのままに、ユーザーの要望に応じて付属品を充実させたものです。価格はブラーバ ジェット250が2万9880円、ブラーバ390jは3万9880円で前モデルから据え置きです(ともにアイロボットストア価格、税別)。
小型モデルの「ブラーバ ジェット250」は、オプション品で最も人気が高い「ウエットパッド」1枚(1300円相当)が標準で付属します。もともと、ブラーバ ジェットで使う「使い捨てウエットパッド」と「使い捨てダンプパッド」には少量の洗剤が含まれており、本体タンクから吹き出される水とともに床をきれいに拭き上げることができていました。しかし、経済性やエコの観点から、使い捨てではなく、洗って繰り返し使えるウエットパッドが別売り品のなかでも人気が集中。そのため、こちらを今回標準添付することとしたものです。
一方、広い部屋に対応するスタンダードモデルの「ブラーバ390j」は、従来から標準で付属しているクロスセット(ウエットクロスとドライクロスを1枚ずつ)を1セット(1200円相当)追加して合計2セット4枚に増量しました。
水で希釈して使うブラーバ専用の床用洗剤も開発
これに伴い、専用洗剤も開発しました。これまで、本体タンクには水だけしか入れられませんでしたが、洗って繰り返し使えるウエットパッドのニーズが高く、単なる水拭きではなく洗剤でしっかり汚れを落としたいというニーズも踏まえて開発したものです。新モデルには1回使い切りパックをそれぞれ2包ずつ付属しますが、夏にはオプション販売用にボトルを発売する予定です。価格はアイロボットストア価格で880円(税別)。
専用洗剤はブラーバのタンクに直接投入した後、水を加えて希釈して使います。希釈されるのでブラーバで床掃除した後にもペタペタした感触はなく、サラッとしているため、2度拭きする必要はありません。また、洗剤自体は洗濯石鹸のような爽やかな香りがしますが、希釈されるので床拭き後はほのかに香る程度。拭き掃除後の爽やか感がさらに増します。なお、ボトル1本あたり20回の床掃除に使えます。
【動画】
噴射したときには若干泡立っていますが、拭き掃除の工程でクロスで伸ばされ拭かれるので、掃除後にヌルヌル感は全くありません。
これからの季節、裸足で家中を歩き回ることが多いので、汗や皮脂汚れで床がどんどん黒ずんでいきます。定着する前に拭き掃除をする必要があるのですが、これがなかなか面倒ですよね。ぜひ、新しいブラーバでこまめに拭き掃除したいところ…なのですが、それこそわが家の環境に合うかどうか分からないので、早くブラーバのサブスクリプションサービスが始まらないかな……などと感じた発表会でした。
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