最近の住宅はワックスコーティングされたフローリングが主体となり、ちょっと汚しても床拭きシートでちょちょいと拭いておしまい! ということが増えました。ただ、それ本当にキレイになっているの? 一見キレイに見えるけど、本当は結構汚れているんじゃない? そんな疑いを持ちながらも、手で行う床拭き掃除はしんどい…というユーザー対して、ケルヒャーが新たな提案を行いました。それが、7月18日に新発売されたフロアクリーナー「FC 3d」(実売価格4万2980円)です。では、どんな汚れが落ちて、どれだけ床がキレイになったのか…本機を実際に使い、以下で詳しくレポートしていきましょう!
欧州で爆発的に売れたモデルを日本向けに小型化した「FC 3d」
ケルヒャー
KARCHER コードレスフロアクリーナー FC 3D
実売価格4万1904円
ケルヒャーが昨年春、欧州で水を使ってローラーで汚れを取るフロアクリーナー「FC 5」を発売したところ、生産が追いつかず、新たに工場を立ち上げるほどの爆発的なヒットとなりました。欧州は土足文化のため、家の中は定期的にモップで水拭きするのですが、面倒だしびちゃびちゃになって乾くまでに時間がかかるしで、なかなか大変な作業なようです。そこに登場したFC 5はそんな悩みを一挙に解決するツールとして人気となりました。ただ、FC5は欧州の住宅事情に合わせたためボディが大きく、日本の住宅には合わない……。そこで、床拭き掃除が大好きな日本人に向けて小型化したのが、「FC 3d」です。
ローラーに少量の水を給水しつつ、同時にローラーが汚水を回収
本機は、充電式のスティック型コードレスフロアクリーナーです。スティック部分に搭載した給水タンクから10秒ごとに少量の水がローラーに向けて供給され、毎分500回の高速回転をするマイクロファイバー製のローラーが強力に床の水抜きを行います。ヘッド裏にはブレードが取り付けられており、そのブレードでローラーを絞り、床拭きで汚れた水をヘッド内の汚水タンクに回収する仕組み。
ローラーに水を含ませる手間、すすぐ手間が不要
自動給水なので雑巾がけのようにいちいち水を含ませる必要はありませんし、汚水回収も自動で掃除中にローラーを外して洗う必要もナシ。雑巾の場合は、頻繁にバケツで水洗いしないとかえって汚れを広げることにもなりかねませんが、FC 3dは汚水自動回収システムがあるので汚れを広げることがないのです。
液体や半固形物がラクラク取れて、ローラーの推進力でスイスイ進む
液体や半固形物などがカンタンに取り除けるのが便利。また、毎分500回の高速回転をするローラーの推進力はかなり強いので、力を入れて押す必要がないのもメリットです。モップのようにゴシゴシこすって腕が痛くなることがないし、立ったまま楽に掃除できるので雑巾がけのように腰や膝が痛めることもありません。