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調理家電
2019/9/10 19:45

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65種類もの自動調理メニューを備え、卓上鍋にもなる電気圧力鍋

2つめは9月12日発売の少人数用の調理家電、「電気圧力鍋 KPC-MA2-B」(参考価格1万8800円・税別)です。特徴としては、最高圧力70kPaの圧力調理だけでなく、無水調理、鍋調理、低温・発酵調理、蒸し調理などもできること。鍋調理はフタを外して鍋モードにすることで寄せ鍋やチーズフォンデュといった卓上鍋として使えるものです。また、30~100℃までの温度設定ができるので、ヨーグルトや甘酒といった発酵調理、蒸し鶏やローストビーフといった低温調理が可能です。蒸し調理は付属の蒸しプレートを使用。これらにより、煮物25/米5/カレー・シチュー6/鍋3/発酵調理5/スープ8/低温調理2/蒸し6/お菓子5と、合計65メニューもの自動調理メニューを搭載することができました。

↑電気圧力鍋 KPC-MA2-B。仕様は、外寸:幅282×奥行き286×高さ213mm、重量:3.6kg、満水容量:2.2L、調理容量:1.4L、最高圧力:70kPa(1.7気圧)

 

↑上ぶたを外せば卓上グリル鍋として使えます。内鍋を浅めに作ってあるので、おでんや鍋料理も少人数なら取り分けやすいですね

 

表示されたQRコードを読み取ればレシピサイトにアクセスできる

面白い機能としては、自動調理メニューを選んだとき、本体の液晶画面に同メニューに対応したQRコードが表示されること。これをスマホのカメラで読み取ると、専用レシピサイトにつながり、自動メニューのレシピがスマホに表示されます。もちろんレシピブックは付属しますが、最近ではキッチンに大きなレシピブックを持ち込むことを嫌がり、スマホでレシピ検索する方が増えています。本機の場合は、QRコードを読み取るだけでレシピサイトにアクセスできるのが便利。

↑メニューを選ぶと液晶画面に大きくQRコードが表示されるので、スマホのカメラで読み取れば専用サイトでレシピが読めます(写真は開発中のモデルのため製品化する際に液晶表示は変更されます)

 

野菜のうまみがたっぷりの無水カレーが完成

実際に無水カレーを試してみました。食材を内鍋に入れてスイッチを押せば55分ほどで出来上がり、調理が終わってからルーを入れて完成です。トマトなど野菜から出る水分で調理しているだけあって、野菜のうまみが出ていて美味しいです。

↑無水カレーに使う食材はこれだけ

 

↑野菜から出た水分でしっかりと仕上がっています。ルーを入れてかき混ぜたら完成

 

↑油で炒めていないので、さっぱりとしたのカレーができました

 

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