65種類もの自動調理メニューを備え、卓上鍋にもなる電気圧力鍋
2つめは9月12日発売の少人数用の調理家電、「電気圧力鍋 KPC-MA2-B」(参考価格1万8800円・税別)です。特徴としては、最高圧力70kPaの圧力調理だけでなく、無水調理、鍋調理、低温・発酵調理、蒸し調理などもできること。鍋調理はフタを外して鍋モードにすることで寄せ鍋やチーズフォンデュといった卓上鍋として使えるものです。また、30~100℃までの温度設定ができるので、ヨーグルトや甘酒といった発酵調理、蒸し鶏やローストビーフといった低温調理が可能です。蒸し調理は付属の蒸しプレートを使用。これらにより、煮物25/米5/カレー・シチュー6/鍋3/発酵調理5/スープ8/低温調理2/蒸し6/お菓子5と、合計65メニューもの自動調理メニューを搭載することができました。
表示されたQRコードを読み取ればレシピサイトにアクセスできる
面白い機能としては、自動調理メニューを選んだとき、本体の液晶画面に同メニューに対応したQRコードが表示されること。これをスマホのカメラで読み取ると、専用レシピサイトにつながり、自動メニューのレシピがスマホに表示されます。もちろんレシピブックは付属しますが、最近ではキッチンに大きなレシピブックを持ち込むことを嫌がり、スマホでレシピ検索する方が増えています。本機の場合は、QRコードを読み取るだけでレシピサイトにアクセスできるのが便利。
野菜のうまみがたっぷりの無水カレーが完成
実際に無水カレーを試してみました。食材を内鍋に入れてスイッチを押せば55分ほどで出来上がり、調理が終わってからルーを入れて完成です。トマトなど野菜から出る水分で調理しているだけあって、野菜のうまみが出ていて美味しいです。