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2019/9/19 20:15

本体じゃなくて、そっち? ダイソンの新ドライヤー、進化のメインは「アタッチメント」と自信満々で言えるワケ

従来のドライヤーの概念を覆す革新性で世間の注目を集め続けるダイソンのヘアードライヤー「Dyson Supersonic(ダイソン スーパーソニック)」。2016年に初代モデルを世に送り出して以来、毛髪の研究を行い、改良を重ねてきました。そしてこの秋、新モデル「Dyson Supersonic Ionic(ダイソン スーパーソニック イオニック)」(直販価格4万8600円・税込)が登場。今回進化したのはドライヤー本体ではなく、付属のアタッチメントです。

日本人女性の悩みを解消するアタッチメント「ジェントルエアーリング」が付属

ダイソンの「Dyson Supersonic Ionic」といえば、圧倒的な高圧・高速気流で髪と頭皮を短時間で乾かせるとして人気のドライヤー。小型でパワフルな「ダイソン デジタルモーター V9」と、「羽根のない扇風機」で特許を取得したAir Multiplier(エアマルチプライア―)テクノロジーで採り込んだ空気を3倍に増幅し、最大2.4㎥/分の圧倒的な風量を実現しています。

 

一方、ダイソンの調査では、日本人女性は、髪が細く頭皮が敏感な傾向にあることがわかりました。髪が細いとドライヤーで乾かす際に頭皮に熱を感じやすく、強い風で髪も絡まりやすくなります。そこで低い風温で風を弱めて乾かす人もいますが、乾燥に時間がかかってしまうのが難点。

 

そこで開発したのが、今回新しく搭載したアタッチメント「ジェントルエアーリング」です。これをつけると、より多くの空気の量を多く採りこめるようになり、丸みを帯びたやわらかい風ながら、空気は約4倍の最大風量3.0㎥に増幅。一方でドライヤーの熱の温度は20℃も低下します。つまり「ジェントルエアーリング」を取り付けると、低温ながらたっぷりの風が出るため、髪を優しくすばやく乾かしてくれるというわけです。

↑取り付けるだけで、風質をやさしく変え、風温も低下させる「ジェントルエアーリング」

 

↑「ジェントルエアーリング」を付けた状態

 

低温の風はカラーリングした髪の色落ちを防ぐ

低温で乾かすメリットはほかにもあります。日本人女性の約50%は、髪をカラーリングしているといわれていますが、ドライヤーの過度の熱が髪のたんぱく質を変性させ、色落ちやダメージを起こしてしまいます。「ジェントルエアーリング」が生み出す低温の風は、カラーリングしている日本人女性の髪も守ってくれるのです。

↑発表会において「多くの人の髪の悩みを聞いて、改良を重ねています」と話す同社パーソナルケア部門製品開発 アドバンスドデザインエンジニアのサム・バロース氏

 

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