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2019/10/7 20:00

高圧洗浄機に「コードレス化」の波が! ケルヒャー、「外付けバッテリー互換モデル」の拡充を高らかに宣言

高圧洗浄機のベストセラー「K 2」 がバッテリーセットになって登場

2つめは高圧洗浄機のベストセラー、K 2のバッテリーセット「高圧洗浄機 K 2 バッテリーセット」です。公式オンラインストア価格は6万280円(税込)。バッテリータイプながら最大許容圧力が11Mpaと上位機種のK 4 サイレントに匹敵する能力を持ち、それでいてアクセサリー・バッテリー込みの質量が6.9kgとK 4に比べて大幅に軽いのが特徴です。4mの高圧ホースに1ジェットノズルとサイクロンジェットノズルを付属するので、コンクリートについた苔なども強力に剥がすことができます。別売の自吸用ホースを使えばバケツの水を使用できるので、お墓参りの際に墓石のこびりついた苔や汚れを剥がすなど、水道も電源もないところで大活躍します。

↑K 2 バッテリーセットはKHB 5に比べると重いですが、その分、強力

 

K2バッテリーセットの利点は、従来の高圧洗浄機シリーズのアクセサリーが全て利用できること。デッキクリーナーほか、延長パイプやダートブラシなどを使って、ありとあらゆるところを洗浄できます。K 2 バッテリーセットには36V5.0Ahのバッテリーが付属しますが、本機では18Vタイプは使用できないので注意が必要。連続使用時間はブーストモード(サイクロンノズル使用時)で約8分、標準モードで約14分。

↑電源ケーブルがなくなったことで行動範囲が広がります

 

濡れた場所に使えて送風もできる乾湿両用バキュームクリーナー

3つめが「乾湿両用バキュームクリーナー WD 1 バッテリーセット」。公式オンラインストア価格は2万8380円(税込)。紙パックを使えば通常のゴミが吸え、紙パックを外せば水などの液体が吸えます。ホースを排気側に挿せばブロア(送風機)となり、庭の枯れ葉や車の中のゴミを吹き飛ばすことも出来ます。

↑バッテリー側にホースを挿し込むと吸引モード

 

↑吸引モードの時には紙パックが使えます

 

庭やガレージ、玄関の掃除には家の中で使っている掃除機は使いたくないと思っている人は多いでしょう。WD 1なら、ベランダの隅に集まる細かく砕かれた落ち葉や虫の死がい、泥なども手に触れずに取り去ることができ、サッシのレールに詰まって吸い込めない細かいホコリもブロアで吹き飛ばすなど、これまで掃除したくても掃除できなかった場所をキレイにすることができます。コードレスなので、場所を選ばずに使えるのがうれしいところ。18V2.5Ahバッテリーパワー付属で、連続使用時間は約10分。アクセサリー・バッテリー込みの本体質量は3.7kg、コンテナ容量は7L。紙パック1枚、すきまノズル、スモールノズル付属。

↑液体を吸引する時には紙パックは外します

 

↑反対側にホースを挿せばブロアモードでゴミを吹き飛ばします

 

↑車掃除に便利なすきまノズルとスモールノズルを付属

 

なお、K 2が36Vタイプのバッテリーしか使用できないのと同様に、KHB 5とWD 1は18Vタイプのバッテリーのみが使用できます。

 

ケルヒャーでは今後、バッテリパワー対応製品を順次発売していくとのことです。バッテリーが切れたらすぐに交換して連続で使えるなど、複数のケルヒャー製品間でバッテリーを融通しあえるのはとても便利。また、個人的にはバッテリーパワー対応でスチームクリーナーがコードレス化したら、キッチンやお風呂場など様々な場所で使いやすくなっていいなと思うのですが。こちらも期待して待ちましょう!

↑バッテリーパワー対応製品は今後拡充していく予定

 

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