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2020/10/3 20:30

ウチのロボット掃除機、いまどこを走ってどこにいる? 外出先でもスマホでわかる新「ルーロ」登場

パナソニックは、空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載したロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RSF700/MC-RSF600」を10月30日に発売し、同シリーズのラインナップを拡大します。

 

MC-RSF700は、最上位機種MC-RSF1000のアクティブリフト(本体をリフトアップして段差を乗り越える機能)と一部センサーを省略したモデルで、実売予想価格は11万3300円。MC-RSF600は、MC-RSF700から任意の場所を掃除できる「otomo(おとも)」機能を省略し、稼働時間を短縮したモデル。実売予想価格は8万5800円です。

↑ルーロ MC-RSF700(左)とルーロ MC-RSF600(右)。サイズはともに幅345mm×奥行330mm×高さ99mm。MC-RSF700はブラックのカラバリも用意。サイドブラシはMC-RSF700が2本、MC-RSF600は1本となっています

 

空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載した新モデルでルーロのラインナップを拡充

ルーロ MC-RSF700/MC-RSF600は、「レーザーSLAM」を搭載。1秒間に10回転・360°全方位(半径8m)にレーザーを照射して間取りや床にあるもの、動くものなど部屋の環境をすばやく正確に認識・学習し、精度の高い地図構築と自己位置認識ができます。これにより、従来よりも掃除完遂性能を向上。また、広い範囲をすばやく認識できる事で掃除エリアを効率的に分割してラウンド&ルート走行で丁寧に掃除します。

↑360°レーザーセンサーのイメージ

 

↑MC-RSF700/MC-RSF600に搭載するセンサー。MC-RSF600(右)は超音波センサーを省略

 

専用アプリ「RULOナビ」には「リアルタイムマップ」を新搭載。正確な間取りと自己位置、さらに走行軌跡を掃除中リアルタイムで表示し、ルーロがどのように走行したか、今どこを走行しているかを外出先でも在宅時でもスマートフォンで確認できます。ロボット掃除機がきちんと掃除しているかをリアルタイムに見ることで、掃除を任せられる安心感がアップ。掃除終了後は「ゴミマップ」で、掃除時間やゴミの分布など掃除結果を確認できます。

↑リアルタイムマップのイメージ

 

↑リアルタイムマップでは、正確な間取りと走行軌跡をリアルタイムで表示します

 

最上位モデルはソフトのアップデートで走行効率がアップ

なお、「リアルタイムマップ」機能は既発売の最上位モデルMC-RSF1000(実売価格16万9400円)においても、10月下旬から「RULOナビ」アップデートで追加。併せて本体ソフトウェア(「RULO AI」の進化)のアップデートも開始します。これにより、部屋の形状にあわせた走行補正などで走行効率をアップし、最大稼働面積がアップデート前の約120畳から約130畳へ拡大。また、障害物検知も接近時に赤外線センサーに加え、レーザーセンサーを活用することで精度を高め、より正確に検知することが可能になりました。

↑アップデート後(右)は、レーザーセンサーと赤外線センサーで障害物をより正確に検知します

 

お手ごろな価格で「レーザーSLAM」と「リアルタイムマップ」を搭載したMC-RSF700/MC-RSF600、アップデートでさらに走行効率、障害物検知の精度を高めた最上位モデルのMC-RSF1000、ぜひ注目してみてください。