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掃除機
2021/8/3 19:55

ダイソン最新フラッグシップ機「V12 Detect Slim」を6項目で超濃厚チェック!「掃除のやる気」を高めるレーザーに大興奮!

昨年来のステイホームで家族が家にいる時間が増えたことも影響し、コードレススティック掃除機への注目度が上昇。それに呼応してか、昨年後半から高機能コードレススティックの雄、ダイソンが精力的な製品発表を続けています。2020年10月には最軽量モデルの「Dyson Micro 1.5kg」、2021年4月には「滑るような掃除機がけ」を実現する全方向駆動モデル、「Dyson Omni-glide」をリリース。翌5月には同社の最上位モデルが刷新されました。

 

今回は最上位モデルの「Dyson V12 Detect Slim」のなかで、フローリング用とカーペット用の2つのヘッドが付いた「Dyson V12 Detect Slim Total Clean」をお借りし、じっくり試してみました。本機の最大のトピックは、床上のゴミを見つけやすくするレーザー照射ユニットの採用。ヘッド部にLEDライトを搭載し、暗い場所でのゴミ検知をアシストする掃除機は以前からありますが、今回はそれらとどう違うのか? 大いに気になって使ってみたところ、これが予想を超える満足度! 以下でその使用感を詳しく紹介していきたいと思います。

【今回テストした機種はコチラ】

先端にレーザー照射ユニットを備えたヘッドを新搭載

 

ダイソン

Dyson V12 Detect Slim Total Clean

実売価格9万7900円(税込)

先端にレーザー照射ユニットを備えたヘッドを新搭載。下方1.5度の角度にレーザー光を照射し、肉眼では見えにくい微小なホコリを可視化します。吸気口のピエゾセンサーで吸引したゴミのサイズと量を計測し、液晶画面にリアルタイム表示。ゴミの量に応じて吸引力を自動調整し、ゴミの多い場所ではパワフルに掃除しつつムダなバッテリー消費を抑えます。吸引力は従来モデルのDyson Digital Slimの1.5倍、最長運転時間も約60分になり家中の掃除に対応。

SPEC●充電時間:約3.5時間●最長運転時間(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール):エコモード約50分/約60分、中モード約30分/約30分、強モード約5分/約5分●クリアビン容量:0.35l●サイズ/質量:W250×H1095×D234mm/2.2kg(Laser Slim Fluffyクリーナーヘッド装着時)

 

実際に使って6項目を詳しくチェック

ではさっそく製品チェックしていきましょう。チェック項目は今回注目のレーザー照射による「ゴミの視認性」に加え、掃除機の基本である「ゴミ除去性能」「操作性」さらに「ゴミ捨て/お手入れのしやすさ」「設置性」「拡張性」の6項目としました。

 

【その1 ゴミの視認性をチェック】

いままで見えなかったゴミがはっきり見え、「次へ次へ」と掃除したくなる!

実は本機を実際に試すまで、筆者はレーザーの効果については正直半信半疑でした。LEDライトで床を照らすタイプの掃除機は何度も試したことがあり、家具と壁の隙間やベッドの下など薄暗い場所の掃除に便利ですが、役立つ場所は限定的。それはレーザーになってもそれほど変わらないんじゃないか?……と。

 

ところが使ってみてその考えは180度変わりました。いや、このレーザー、スゴい! 光が当たると、明るい場所でも微小なホコリがまさに“浮き上がって”見えます。これはレーザー光が床面に対し下向き1.5度の角度で照射されているのと、光が当たるホコリと床面とのコントラストが緑色光で高められるのが理由とのこと。さらに感動するのは、微粒子ゴミまみれの床面にヘッドを一度走らせ、ヘッドを手元に戻すと、(当たり前ですが)ゴミがすっかりなくなっていたことです。

↑フローリング上に重曹の粉を撒き、その視認性を検証。レーザーが照射されない状態では重曹が目立ちませんが(写真上)、レーザーを照射すると重曹がくっきりと浮かび上がりました(写真下)

 

「ええ〜っ、レーザー当てたら床がゴミだらけ!」

「おお、掃除機かけたら床がきれいになった!!」

「じゃあその先はどうなってる?」

「うわ、ここもゴミがいっぱい!」

「うほほ、またきれいになった!」

 

という具合に、どんどん次の場所、次の部屋を掃除したくなるわけです。特に筆者の家では猫を2匹飼っていて、その抜け毛がすごいのですが、本機を手に取ると、「その毛を掃除したい!」というモチベーションが爆上がりしました。

↑レーザー照射ユニットはヘッドの片側、高さ7.3mmの位置に設置されています。床面とほぼ平行にレーザーを照射し、床面があまり光らず、微小ゴミだけが明るく照らされる絶妙な照射角度です。ちなみに、このレーザー設定はフローリング用。カーペット上ではそれほど効果は感じられませんでした。

 

↑自宅の廊下を掃除。この1〜2時間前に一度廊下の掃除機がけをしているのですが、その後猫が走り回ると早くも廊下にはたくさんの毛が落ちていました

 

↑そのまま前に1回掃除機のヘッドを走らせて、ヘッドを戻してゴミの取れ具合を確認。先ほどの毛はすべてなくなっていました

 

また本機は、床面に落ちているゴミだけでなく、吸引した微粒子ゴミの総量も“見える化”します。粒子サイズを10μm、60μm、180μm、500μmの4つに分類し、それぞれの検知数を液晶ディスプレイに表示します。これにより、自宅でのダニの死骸の多さや、花粉の季節に花粉の量が増えていることなどがよりリアルに実感でき、掃除のモチベーションが高められるわけです。

 

10μmは花粉など、60μmは微細なホコリや剥がれ落ちたヒトの皮膚のかけら、180μmはダニの死骸や細かい砂、500μmは砂糖粒程度の大きさだそうです。以下の写真はわが家の掃除直後のゴミの量ですが、10μmと60μmの粒子サイズのゴミの多さに愕然としました。ともあれ「ゴミの視認性」に関しては文句なし。それ以上に「掃除のやる気」を高めてくれる機能として非常に有効だと感じました。

↑本体背面の液晶ディスプレイに吸引したゴミの量を表示

 

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