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2021/9/16 18:15

肉が舌でほぐれるとは…! 1万円台で「電気圧力鍋の3要素」を満たすシロカ「おうちシェフPRO」試食会

水を使わず作るラタトゥイユ、しっとり柔らかいローストビーフ、真夏でも食欲の湧いてくるグリーンカレーや牛すじカレー、パーティに出せるフォトジェニックなアクアパッツァ、アヒージョ、サーモンのコンフィ! 骨付き肉をとろとろになるまで煮込んだマレーシアのバクテーや、身体がぽかぽかする薬膳スープ……などなど、自宅でおいしく簡単に作れたらいいのにな~と思いませんか?

 

とはいえ、こうした料理は手間がかかる割に上手に作れないこともありますよね。でも、シロカが9月24日に発売する電気圧力鍋「おうちシェフPRO」なら、これらが「手間なく、手早く、おいしく」作れるんです!

 

今回、本機の発売前にシロカを訪問し、開発の背景や上手な使い方を聞くとともに、試食する機会を得ることができました。その体験を通して、実はこのモデル、大変な掘り出し物なのでは……と感じた一部始終をお届けします!

↑おうちシェフPROのあるキッチンイメージ

 

「おうちシェフPRO」と「おうちシェフ」の2製品がラインナップ

「おうちシェフ」は、シロカが2015年に初めて発売した電気圧力鍋のシリーズです。2017年に現行機種が発売され、今回は3年ぶりの新モデル投入。上位機種「おうちシェフPRO」と、「おうちシェフ」の2製品によるラインナップとなりました。

 

このうち「おうちシェフPRO」は、MタイプとPタイプの2種類があります。両者の違いは、本体のカラーと流通経路。Mタイプは家電量販店などで販売し、Pタイプは通販専用です。機能や性能はまったく同じなので、好みのカラーに応じて購入先を選ぶと良いでしょう。

 

実売予想価格はおうちシェフPROが税込1万5800円前後、おうちシェフは税込1万2800円前後と、お財布に優しい価格帯です。

↑おうちシェフのラインナップ

 

おうちシェフPROが対応する調理方法は、従来モデルの「圧力調理」「無水調理」「蒸し料理」「炊飯」「スロー調理」「温め直し」のほか、「低温調理」「炒め(下ごしらえ)」「発酵」「温度調理」が追加されて、1台10役となっています(おうちシェフは、従来モデル同様の1台7役)。

↑おうちシェフPROは「圧力調理」「無水調理」「蒸し料理」「炊飯」「スロー調理」「温め直し」「低温調理」「炒め(下ごしらえ)」「発酵」「温度調理」の1台10役に対応

 

おうちシェフPROで作れるレシピの見本を見てみましょう。「キャベツと肉だんごのトマト煮」「ローストポーク」「アクアパッツァ」……どれも美味しそうじゃありませんか!

↑キャベツと肉だんごのトマト煮

 

↑ローストポーク

 

↑アクアパッツァ

 

圧力のキープと自動減圧でおいしい料理を時短で作る

おうちシェフPROがおいしい料理を短時間で作れる秘密は、独自技術の「スマートプレッシャー技術」にあります。これは圧力調理でおいしさと時短を両立するための、「高圧力」「一定圧力制御」「自動減圧機能」の3つを組み合わせた技術です。

 

おうちシェフPROの圧力調理は、最高圧力95kPaまで達します。一般的な圧力鍋の圧力は最高70kPa前後。しかも、圧力は上がったり下がったりして均一ではなく、ばらつきがあります。おうちシェフPROでは、高い圧力を均一に加え続ける特許出願中の新技術(一定圧力制御)を搭載。これにより、食材は柔らかく、味が染み込みやすくなる一方、栄養成分は逃しにくくなり、煮込み料理などがおいしくヘルシーに仕上がります。

↑一般的な圧力鍋に圧力のばらつきが生じる(右)のに対して、おうちシェフPROでは圧力が一定になるため(左)、おいしさをより引き出せるようになります

 

また、圧力調理は高圧力になるほど減圧に時間がかかります。一般的な圧力鍋では、この減圧時間をレシピの見込み時間に含めていないことも多く、「予定通りの時間に料理が完成しなかった」という声も耳にします。

 

その点、おうちシェフPROでは自動減圧機能によって、高圧力でも減圧時間を短縮し、料理がより早く完成するよう工夫されています。レシピブックの調理時間は減圧時間を計算に入れた記載なので、完成の目安がわかりやすくなっています。

↑自動減圧機能によって、自然減圧の場合よりも短時間で調理が完成。なお、レシピによって短縮できる時間の割合は変わります。自動減圧機能が利用できないレシピもあります

 

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