音声認識や通信機能が進化した次世代型「ドラレコ3.0」。ここでの注目はパイオニアのNP1と、コムテックのZDR058というドライブレコーダー2モデル。いずれも音声認識やクラウド連携など、従来機から進化した機能を備える。クルマ全般に精通するプロのインプレに加え、メーカー担当者のコメントを交えて車載機の未来を占う!
※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。
モノ知りインフルエンサー
自動アップロードで重要な映像を確実に記録(会田)
【ドライブレコーダー】
2021年10月発売
コムテック
ZDR058
実売価格4万3780円(本体)/年会費1万4000円(動画・通話プラン)
4G LTE通信機能を搭載し、クラウドと連携できるドライブレコーダー。トラブル発生時の画像や映像を確実に残せるだけでなく、専用アプリを用いて通話や通知の設定もできる。画像プランは1年間無料だ。対角168度の超広角レンズを採用した前後2カメラ仕様。
【プロの一家言!】 通信を最大限生かすならライブ視聴機能を
「ドライブレコーダーの国内販売数量でトップ(※3)を走る同社がローンチした通信機能搭載モデル。基本性能も高水準です。通信機能を生かし、遠隔でのリアルタイム映像視聴が常時できるようになれば、さらに安心なのでは」(会田さん)
※3:販売実績統計調査会社BCN販売数量No.1(集計対象期間:2017年1月~2021年12月)
画質: ★★★★
記録画角: ★★★★★
暗所性能: ★★★★
担当者に聞きました!
ドライバーと家族のインシデントを取り除く製品開発
従来の通信型は自動車保険などに付随するサービスで、保険会社との映像通信、通話が主。もっと手軽に、ドライバーとその家族に安心を享受してほしいと開発に着手しました。駐車中のトラブル通知機能が特に好評。大容量・高速化する通信インフラやAI技術も活用し、“アクシデントに対応する製品”から、“インシデントを防止する製品”への発展を見据えています。