近年、ユーザーのニーズに細かく対応した掃除機が増加。高性能な紙パック式や自動ゴミ収集ドックなど+αの機能を備えた一歩進んだ提案が続々だ。今回は掃除機に焦点を当て、家電のプロがこれぞNEXT HITと断言できる調理アイテムをご紹介!
※こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
私たちがセレクトしました
家電ライター
コヤマタカヒロさん
キッチン家電やデジタル、PCに精通するライター。「米・食味鑑定士」の資格を持ち、調理家電の検証記事を多数手掛ける。
家電ジャーナリスト
安蔵靖志さん
デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆。家電のスペシャリストとしてテレビなど多数のメディアに出演している。
本誌家電担当
青木宏彰
「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えて、デザイン性も重視している。
【その①】世界初、スチームとオゾン水によるダブル除菌!
コードレス水拭き掃除機
アンカー・ジャパン
マッハ V1 Ultra
実売予想価格11万9900円(※1)
1万6800Paの超強力吸引をはじめ、水拭き、除菌の3つの清掃機能を搭載。110℃のスチームの連続噴射と、浄水タンクで生成されるオゾン水のダブル除菌により、汚れを落としながら細菌を99.9%取り除く。
(※1)Makuakeにて割引価格 9万5990円
クラファンでは支援額7000万円超え
ロボット掃除機ではゴミの吸引と水拭きを同時に行うモデルがすでに登場しているが、コードレススティック掃除機にはまだ普及しておらず、本機が先駆けと言える。Makuakeでは7000万円を超える支援を集めており、すでに注目度が高く、市場へのインパクトは抜群だ。
プロも注目
「ゴミを吸いながら水拭きもできるのは理想的で、この機能は今後トレンドになりそう。除菌も行えるので、子どもやペットがいる家庭で活躍しそうです。」(小山)
【その②】洗剤不要で子どもやペットがいても安心して使える
モップクリーナー
東京ラクオカ
QD Steam Mop
実売価格1万3200円
約90℃以上の高温スチームを約15g/分排出し、床に付着した皮脂汚れや食べこぼしを浮かせて除去。スチームは瞬時に乾くので、乾拭きの必要がない。洗剤を使わず水だけで掃除でき、子どもやペットのいる家庭でも安心だ。
在宅時間が減ったあとも手軽に清潔をキープ
アフターコロナで通勤生活に戻ったあとも、手軽に清潔をキープしたいというニーズは続くだろう。本機は立ったまま床が拭けて、高温スチームで汚れを浮かせてしっかり落とせる。シンプルな機能で価格も手ごろなので、単身者からファミリーまで幅広い層に選ばれそうだ。
プロも注目
「ただの水拭きではなく、高温スチームで汚れを浮かせるので、軽い力でキレイに拭けます。水を入れてすぐに使えるシンプルな操作性も魅力です。」(安蔵)
【その③】小型でもケルヒャーが誇るパワフルな吸引力を実現!
ハンディクリーナー
ケルヒャー
CVH 3 Plus
実売価格1万4080円
ケルヒャーで最軽量クラスの520gながら約2kgのペットボトルも持ち上げられるブラシレスモーターを搭載し、パワフルな吸引力を実現。水洗いできる二重構造のフィルターを採用し、よりキレイな排気で安心だ。
洗練された性能で市場の新興勢力に!
コロナ禍以降に伸長したハンディクリーナー市場は、2021〜22年にかけても安定した売り上げを維持している。本機はハンディクリーナーとしては後発だが、吸引力など性能は十分に洗練されている。現在、シャーク一強となっている市場おいて確かな評価を得そうだ。
プロも注目
「小型・軽量でもパワフルな吸引力はケルヒャーならでは。リビングに置いてもジャマにならず、ソファや棚の上などをサッとキレイにしやすい。 」(青木)