家電
2017/1/11 10:00

ふとん乾燥機、実は「軽さ」がカギだった! パワフルで靴も乾かせるアイリスオーヤマ「カラリエ」は“不安な人”こそ使うべし!

気持ちよく晴れた日にはベランダの手すりに布団がズラリ……という光景も今は昔。最近は、共働きで日中家にいなかったり、花粉やPM2.5が気になったり、なかにはマンションの規約から布団の天日干しができなかったり、というお宅も増えています。

 

そんななか、需要を伸ばしているのが布団乾燥機。こうした社会情勢の変化に加え、布団の湿気が睡眠環境に与える影響なども言及されるようになり、導入する人が増えているのです。今回は、なかでもひときわコンパクトで手軽に使えると好評のアイリスオーヤマのふとん乾燥機「カラリエ FK-C2」(実売価格1万3824円)を使ってみました。

 

ホースの両側からも温風が出るため広い範囲に温風が届く!

サイズ/質量:W160×D140×H360㎜ 消費電力:560W(高温温風時)
【SPEC】●サイズ/質量:W160×D140×H360㎜/1.8kg●コード長:2.0m●消費電力:560W(高温温風時)

 

そもそも布団乾燥機を身近にしてくれたのは、2012年に象印から登場した布団乾燥機「スマートドライ」です。従来の布団乾燥機は、マットを布団全体に広げる必要があって面倒だったのですが、マット不要の象印の「スマートドライ」が登場し、大ヒット。その後、各メーカーからもマット不要タイプが次々とリリースされ、布団乾燥機のすそ野が広がったという経緯があります。今回使用したアイリスオーヤマの布団乾燥機もマット不要タイプ。ホースの先端を布団の中に差し込み、スイッチを押すだけで簡単に布団を乾燥させることができます。

↑このホースを伸ばし、布団の中に差し込めばOK
↑このホースを伸ばし、布団の中に差し込めばOK

 

↑本体が布団の中に入らない位置で、ホースをめいいっぱい伸ばした状態
↑本体が布団の中に入らない位置で、ホースをめいいっぱい伸ばした状態

 

ちなみに本機は、ホースの先端からだけでなく、両側からも温風が吹き出るため、ダブルサイズの布団に対応すると言います。あいにくわが家にダブルサイズの布団はないのですが、シングルで使えばなお乾燥効果が高まるのでは、と期待してしまいます。

↑フラップを上げると、先端だけでなくサイドからも温風が出ることがわかります。このフラップを上げると掛け布団との間に空間ができ、温風を隅々まで行き届かせることができるとのこと
↑フラップを上げると、先端だけでなくサイドからも温風が出ることがわかります。このフラップを上げると掛け布団との間に空間ができ、温風を隅々まで行き届かせることができるとのこと

 

「あたため」「夏」「ダニ」など多彩なモードを用意

では、実際に布団乾燥をしてみましょう。温度がどこまで行きわたっているかを確かめるため、温度計を布団の真ん中と端の2か所に置き(どちらも温度は約22℃を表示)、掛け布団をかけました。設定には「自動」と「手動」がありますが、時節柄、寒い冬に布団を乾燥したいときのための「冬」モードを選択。約65℃の高温温風で60分乾燥させるというものです。

↑布団をかけたら、モード選択で「冬」を選び、スタートボタンを押すだけ
↑布団をかけたら、モード選択で「冬」を選び、スタートボタンを押すだけ

 

↑温風が吹き出し始めました。仕上がりが楽しみです
↑温風が吹き出し始めました。仕上がりが楽しみです

 

設置も設定も簡単で、あとは60分待つだけ。ちなみに「あたため」は、高温温風で20分だけ温めるため、寒い冬でも気持ちよく布団に入れます。「夏」モードは、60分間高温温風で乾燥させた後、20分の送風で熱気を取り除くという心遣い。「ダニ」モードは、高温温風を100分間吹き出します。

 

布団が軽くなった印象で快適に睡眠できた

さて、60分経って運転が終了。掛け布団が気持ちふっくらした感じで、上から触ってもほのかな温かさを感じます。最初は22℃前後だった温度計は、真ん中の温度計を見てみるとエラー表示で、おそらく50℃を超えたと思われます。一方、端に置いた温度計は、40℃とほどよく温まった様子。さすがダブルサイズ用だけあって、シングルの端までちゃんと風が行き届いていました。

↑普通の使用では見たことのないエラー表示。計測範囲が50℃のため、それ以上に温度が上がったのでしょう
↑普通の使用では見たことのないエラー表示。計測範囲が50℃のため、それ以上に温度が上がったのでしょう

 

ちなみに湿度についても、乾燥前は48%を示していた布団の中ですが、乾燥後は19%になっていたので、しっかり乾燥してくれたようです。おかげで夜は気持ち軽くなった布団で、快適に眠ることができました。

 

この軽さ・サイズ感でパワフルな温風が出るのは驚き

設置も設定も簡単、しかも布団乾燥性能も満足レベルなカラリエですが、特筆したいのは、その軽さとコンパクトさ。重さ約1.8kgと軽量で、サイズも牛乳パック2本ぶん程度しかありません。象印のRF-AB20 は約4.1kg、日立のHFK-V330は約4.0kgと、他社製品と比べてみれば、それがいかに軽いかがよくわかるはず。

 

これだけ軽いと、取り出したり、しまったり、隣の部屋へ移動したり……が実にラク。おっくうに思うことなく、それこそご年配の方でも毎日使えそう。このサイズ感で、あれだけパワフルな温風が出るとはさすがです。

↑女性用のハンドバッグ程度の大きさと軽さは、持ち上げるたびに拍子抜けするほど
↑女性用のハンドバッグ程度の大きさと軽さは、持ち上げるたびに拍子抜けするほど

 

↑コンパクトなので収納場所を選ばないのも特徴。ベッドサイドに置いておけば、いつでも使えます
↑コンパクトなので収納場所を選ばないのも特徴。ベッドサイドに置いておけば、いつでも使えます

 

アタッチメントを使えば靴もしっかり乾かせる!

本機は、布団乾燥のほか、靴乾燥機としても使えるのがウリ。先端に、吹き出し口が2つに分かれた「くつ乾燥アタッチメント」をつけ、靴の中に差し込めば、靴の内部までしっかり乾燥してくれます。

 

このとき使うのは、自動ではなく手動モードで、布製の靴なら高温(約65℃)で60分、革製なら送風(ほぼ室温)で120分を選択します。試しに、ふだん履いているキャンバス地のスニーカーを洗って乾燥させてみました。送風口に近い中敷きばかり乾くのでは、と心配しましたが、高温60分で見事に全体がパリッパリに乾きました!

 

これだけ乾くのなら、洗ったときはもちろん、急な雨に降られたとき、子どもが上履きを洗い忘れたときも大活躍してくれそう。一日中履いて、汗で湿ってしまったブーツの乾燥にも重宝します。

↑こちらが「くつ乾燥アタッチメント」
↑こちらが「くつ乾燥アタッチメント」

 

↑先端を「くつ用アタッチメント」を装着し、2又に分かれた送風口を靴に差し込みます
↑先端に「くつ用アタッチメント」を装着し、2又に分かれた送風口を靴に差し込んで使います

 

使ってみて実感したのが、布団乾燥機に大切なのは、手軽さと軽さだということ。乾燥性能はもちろんですが、わずか1.8kgという軽さは、面倒さを感じさせず、毎日使い続けることができます。玄関先にサッと持ち運べば、靴も乾かせる汎用性も魅力。正直、デザイン面は惜しいですが、それでも初めて布団乾燥機を使うという人、買ってもうまく使いこなせるか心配という人には、ぜひオススメしたい1台です。