ライフスタイル
2016/11/3 10:00

ロープウェイからの紅葉狩りは格別! 動く展望台のように絶景を楽しめるロープウェイ3選

これからの季節、山肌が緑から赤や黄に染まってくると、普段はのんびりと運行しているロープウェイが休む間もなく稼動して、どこの山も賑やかな活気に包まれます。そう、ロープウェイこそ紅葉を楽しむ最高の手段なのであります。

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空中から360度に山全体を見下ろせるので、まるで絨毯のように色鮮やかな紅葉が眼下に広がり、山道を歩いて見る景色とは全く違います。動いているので、どんどん風景が変化していき、飽きることがありません。それはまさに「動く展望台」。冬のスキー場へのアクセス用に作られたロープウェイでも、この紅葉シーズン期間限定で運行しているところがあります。このことからもロープウェイが紅葉狩りを楽しむのに最適な乗物であることがわかります。ここでは3項目に分けて、一生思い出に残る「紅葉ロープウェイ」をいくつかご紹介しましょう。

 

【教えてくれる人】

松本晋一さん

子どものころに持っていたロープウェイのおもちゃを大人になってから再びネットオークションで手に入れたことがきっかけで、その魅力にはまり、昭和の面影が残っているロープウェイを求めて平成17年からロープウェイ巡りを開始。同時にロープウェイ関連のコレクションも始まる。平成26年CBCテレビ「花咲かタイムズ」にロープウェイ愛好家として出演。本業はタップダンサーで、父親はコメディアンの故早野凡平。著書に『ロープウェイ探訪』(グラフィック社)。

ホームページ:「歓喜の索道」http://sakudo.web.fc2.com/
ブログ:「頭の中はロープウェイ」http://plaza.rakuten.co.jp/sakudo/

 

【その1】

ゆったりと紅葉が楽しめる田代ロープウェー

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スキーシーズンを迎える前の新潟県の苗場にあるドラゴンドラは、10月8日から11月6日までロープウェイの紅葉運転を行います。苗場プリンスホテル側の山麓駅から田代高原側の山頂駅まで、日本最長距離の5481mを約25分かけて進んでいきます。普通のロープウェイは5分前後の走行距離なので、あっという間に終わってしまうのですが、ここはゆっくりとロープウェイからの景色を堪能できます。またルートが起伏に富んでおり、アップダウンを繰り返すのも楽しみの1つ。田代高原側には、田代ロープウェーもあるので、乗り継いで楽しむこともできます。 このほか、群馬県の谷川岳ロープウェイ、箱根ロープウェイなどものんびりとゴンドラに揺られながら紅葉を楽しむことができます。

 

【アクセス】
クルマ:関越自動車道「月夜野IC」から国道17号線で33km。湯沢ICから国道17号線で21km。

電車&バス:「上越新幹線越後湯沢駅」東口から路線バスで約50分。

※ドラゴンドラ山麓駅には、個人車両の乗り入れはできません。バスターミナルシュネーへご駐車いただき、無料シャトルをご利用ください。

 

■田代ロープウェー山麓駅へのアクセス
車:関越自動車道「月夜野IC」から国道17号線で39km。湯沢I.C.から国道17号線で15km。

電車:「上越新幹線越後湯沢駅」東口から路線バスで約35分。

 

【その2】

ダイナミックな紅葉が楽しめ新穂高ロープウェイ

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ダイナミックな紅葉が見たいなら、日本で唯一の2階建てゴンドラから見下ろす雄大なパノラマを楽しめる岐阜県の新穂高ロープウェイがおすすめです。ここの景色は、夏の緑や冬の雪景色も素晴らしいですが、秋の萌えるような紅葉の風景は、ゴンドラ中からお客さんのため息や歓声が絶えることがありません。まさにロープウェイでしか味わえない景色が楽しめます。

 

富山県の立山ロープウェイ、青森県の八甲田ロープウェー、北海道の大雪山層雲峡、黒岳ロープウェイもダイナミックな紅葉風景が楽しめるのでおすすめです。

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↑立山ロープウェイ

 

【アクセス】

■新穂高ロープウェイへのアクセス

クルマ:長野自動車道「松本IC」から約90分。東海北陸自動車道・飛騨清見ICから約70分。

電車・バス:JR松本駅からバスで約2時間10分。JR高山駅からバスで約1時間40分。

 

■立山ロープウェイへのアクセス

車:立山ロープウェイのある立山黒部アルペンルート(立山駅〜扇沢間)マイカーで入ることができません。富山側から入る場合は、立山駅で駐車して立山ケーブルカーを、長野県側から入る場合は、扇沢で駐車して関電トンネルトロリーバスを利用してください。

電車・バス:富山側からは、JR富山駅から電鉄富山まで徒歩9分。そこから富山地方鉄道で立山駅まで約1時間。長野県側からは、長野駅から扇沢までバスで1時間45分(4月16日~11月30日の運行)。

 

温泉のついでに気軽に立ち寄って紅葉が見られる白根火山ロープウェイ

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群馬県の草津温泉は有名ですが、そこから自動車やバスで約5分ぐらいのところに白根火山ロープウェイがあります。冬の草津国際スキー場になる前のこの季節、循環式のゴンドラから意外にも綺麗な紅葉が楽しめます。長崎県の雲仙も、温泉街から比較的アクセスしやすいところに雲仙ロープウェイのがロープウェイ。日本で一番南にある路線で、ちょっとレトロ感があるロープウェイで昭和ムード溢れる紅葉見物もいい旅の思い出になるでしょう。新潟県の弥彦山ロープウェイ、栃木県の那須ロープウェイなども温泉のついでに足を伸ばせます。

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↑那須ロープウェイ

 

【アクセス】

■白根火山ロープウェイ

車:関越道の渋川伊香保ICから約60km、上信越道の碓氷軽井沢I.Cから約55km。

電車・バス:長野原草津口駅からバスで草津温泉バスターミナルまで約25分。そこから無料シャトルバスで約5分。

 

■那須ロープウェイ

車:東北自動車道那須ICより30分

電車・バス:那須塩原駅前より路線バス山麓駅行きにて70分

 

各ロープウェイ会社のホームページを見ると紅葉の状況をお知らせしているところが多いので、お出かけ前に天候といっしょに確認することをおすすめします。