月のクレーターまでしっかり見える! 国立天文台副台長・渡部潤一監修の「組立天体望遠鏡35倍」レビュー

ink_pen 2021/3/15
  • X
  • Facebook
  • LINE
月のクレーターまでしっかり見える! 国立天文台副台長・渡部潤一監修の「組立天体望遠鏡35倍」レビュー
斉藤ペン太
さいとうぺんた
斉藤ペン太

ライターになるべく島根から上京。上京後初の仕事は飲食店の副店長だったため、グルメネタに精通している。いまは、世の中のちょっと気になる情報を追い求めてパソコンとにらめっこ中。様々なメディアに小ネタを執筆している。

星座早見盤や天体観察図鑑など、天体や宇宙にまつわる商品を扱っている「星の手帖社」の「組立天体望遠鏡35倍」は、自分で組み立てて作る天体望遠鏡です。国立天文台副台長・渡部潤一氏が監修を務めていることもあり、SNSで「大人が組み立てても楽しい」「月のクレーターまでしっかり見えて驚き」と話題に。さっそく詳しい作り方や使い方についてレビューしていきましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

【関連記事】
お鍋のフチからお玉が落ちない!「おはよう日本」で話題になった「鍋にかけられるお玉」レビュー

 

 

●お手軽なのに本格的な「組立天体望遠鏡35倍」(星の手帖社)

キャンプ場のような山の中は、遮るものがない広い空を満喫できて天体観察に最適。キャンプ仲間の友人が、今度子どもと一緒にキャンプへ行くというので、キャンプがさらに楽しくなるよう天体望遠鏡をプレゼントすることに。数ある天体望遠鏡の中から、東急ハンズで販売されている「組立天体望遠鏡35倍」(2850円/税抜)を購入しました。

 

同商品は、A4サイズの箱に入った組み立て式の天体望遠鏡。厚さ3cmほどの箱の中に、望遠鏡のパーツと16ページの「天体観察ガイドブック」が入っています。

 

パーツの一部は細長い筒を縦割りにした状態になっていて、望遠鏡がどんな仕組みで作られているのか、学びながら組み立てることができます。対物レンズは光学ガラス製、接眼レンズはプラスチックで作られた丈夫なレンズです。

 

 

説明書を見ながら組み立てると、全長30cmほどの望遠鏡が完成。倍率は約35倍に設定されてあり、家のベランダからでも月のクレーターがしっかり確認できました。月だけでなく、木星の衛星である「ガリレオ」や土星の環も見られますよ。手持ちで観察するのが大変な場所では、市販のカメラ用三脚をスタンド代わりに使えばOK。大人から子どもまで楽しめる本格的な望遠鏡です。

 

実際に使ってみた人からは、「この価格でこのクオリティの望遠鏡が手に入るなんてすごい」「小さめで軽いから子どもにも安心して持たせられる」「ガイドブックも詳しく書かれていて勉強になる」といった声が。簡単に組み立てられる「組立天体望遠鏡35倍」があれば、星空を見るのがもっと楽しくなるかもしれませんね。

 

【関連記事】
真上からでも正しく計れる! 傾斜のついた目盛りがおしゃれな「アングルドメジャーカップ(大)」レビュー

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で