トミカが誕生55周年のファン感謝祭を開催。サプライズ企画目白押しでファン感涙!

ink_pen 2026/1/10
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トミカが誕生55周年のファン感謝祭を開催。サプライズ企画目白押しでファン感涙!
会田 肇
あいだはじめ
会田 肇

カーライフアドバイザー。カーナビやドライブレコーダーなど身近な車載ITグッズのレポートを行う他、最近はその発展系であるインフォテイメント系の執筆も増えている。海外で開かれるモーターショーや家電ショーにも足を運び、グローバルな視点でのレポートに役立てている。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

ダイキャストミニカーとして多くのファンを持つ「トミカ」が今年55周年を迎え、その節目を祝うイベント「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」が2025年12月5日~7日の3日間、東京・秋葉原「AKIBA SQUARE」で開催されました。このイベントには長年のコレクターをはじめ、親子連れまで多くのファンが来場。トミカへの思いを寄せる人たちで会場は終日賑わいました。

↑会場となった東京・秋葉原のAKIBA SQUAREは大勢の来場者で終始賑わっていた。

公式オンラインファンコミュニティ「TOMICA OWNER’S CLUB」がスタート

イベントが開催されたAKIBA SQUAREは、日本一のオタク街としても知られる秋葉原のシンボル的な存在で、そこに3日間限定で“トミカの聖地”が誕生したのです。

取材したのは初日の12月5日。この日はオープニングセレモニーが開催され、開会の挨拶に立ったタカラトミー・竹内俊介氏(上席執行役員 ブランドビジネス本部長)は、「本当は50周年で開催したかったがコロナ禍で断念した」と悔しかった思い出を披露しつつも、55周年を迎えられたことを「ファンのみなさんへの感謝と、これからも一緒に走り続けたいという思いを込めたイベントです」と開会宣言。イベントはスタートしました。

↑タカラトミー・竹内俊介氏(上席執行役員 ブランドビジネス本部長)が、55周年の感謝を伝えたのちセレモニーはスタートした。

この感謝祭で大きな発表のひとつが、トミカとしては初めての公式オンラインファンコミュニティ「TOMICA OWNER’S CLUB」がスタートすることです。そのコンセプトは「トミカを愛するオーナーたちが、つい心おどらせ、語り合える場所」というもの。サイト上ではお気に入りのトミカの写真やコメントを投稿してファン同士で交流できたり、トミカ開発の裏側を知ることができたりするコンテンツが多数用意されるとのことです。

サービスインは2026年夏ごろが予定され、会員登録費・基本利用料は無料。登録開始時期や詳細は後日、トミカ公式サイトなどで告知される予定です。

“DAI 語”連発で会場は最高潮の盛り上がり! 5000台が並ぶトミカウォールも

続いて、オープニングセレモニーのスペシャルゲストとして、アーティストのDAIGO(だいご)さんと、テレビ東京系列の番組「トミプラワールド のりのりタイムズ!!」でMCを務めるモデルの佐藤和奏(さとうわかな)さんが登場。トミカにまつわるさまざまなトークでイベントを盛り上げてくれました。

↑トミカ55周年を祝うために駆けつけたアーティストのDAIGOさん(右)と、テレビ東京系列の番組「トミプラワールド のりのりタイムズ!!」でMCを務めるモデルの佐藤和奏さん。

DAIGOさんは「トミカは55周年。僕は今47歳だから、僕の8歳先輩なんですよ。生まれたときからトミカはあって、それで今も遊ばせてもらって、愛され続けているっていうのはすごいことだなって思います」とトミカへの想いを語ってくれました。

なかでも会場ウケしたのが、DAIGOさんが発する定番の“DAI語”。この日はさっそく「トミカ、とても、楽しい」を意味するイニシャル3文字「T.T.T」を披露。直後はその意味がわからず会場は「???」となりましたが、意味が披露されるとようやく納得。この後もDAIGOさんは“DAI語”を連発して、そのたびに拍手が送られていました。

一方の佐藤和奏さんは、「小さかった頃は弟や父とトミカで遊んだ思い出があり、ディズニーランドに行っては限定“ドリームトミカ”を買ってパレードごっこするのが楽しみでした。私の家でトミカは身近な存在です」と明かし、仕事面では「番組を通して子供たちにトミカの魅力を伝えていきたい」と今後の抱負を語りました。

そして、トークイベント最後に披露されたのは、このイベントのために特設された「トミカウォール」です。これはステージの背後に設けられた巨大な棚に、来場者やタカラトミー社員が持ち寄った思い出のトミカを最大5000台まで並べて“トミカウォール”を完成させるというもの。

その記念すべき1台目と2台目をDAIGOさんと佐藤さんが置くと、さっそくこの企画はスタート。初日の後半にはウォール内にトミカで棚がほとんど埋まる人気ぶりとなりました。

↑このイベントのために特設された「トミカウォール」。記念すべき1台目と2台目をDAIGOさんと佐藤さんが置いた。
↑トミカウォールにはさっそく来場者が持ち込んだトミカを置き、当日の夕方にはほぼウォールが一杯になるほどだった。
↑セレモニー最後に記念撮影。左から流石正氏(トミカ開発エキスパート)、佐藤和奏さん、DAIGOさん、竹内俊介氏。

「GR GT」「GR GT3」の世界初公開に合わせ、ほぼ同時刻でトミカ化を発表!

イベントでの注目はこれだけにとどまりません。55周年企画として過去の人気車を最新技術でリメイクした新シリーズ「トミカREBORN(リボーン)」が発表されたのです。

第一弾には「マツダ ファミリア 1500XG」、第二弾には「日産 スカイラインGT-R(R34)」が選ばれました。ファミリアは初代カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した記念すべき名車で45年ぶりの復活。一方のスカイラインGT-R(R34)もその最終形として知られる名車で、こちらも27年ぶりの登場となりました。

↑新シリーズ「トミカREBORN」として、第一弾「マツダ ファミリア 1500XG」(左)、第二弾「日産 スカイラインGT-R(R34)」が発表された。

この企画は「過去の名車を復刻してほしい」との声に応えるものとして実現に至ったものですが、注目なのはかつての金型を単純に再利用したものではなく、現代の品質基準をベースに、造形・彩色などに最新技術を使って再び生まれ変わらせていることにあります。

つまり、トミカREBORNは“現在のトミカクオリティ”の元で造り込まれたものとなっているのです。しかも、可能な限りのギミックも再現した復刻版となっており、まさにトミカが本気で造り込んだ新シリーズといえるでしょう。

トミカREBORNの予約受付は第一弾が2025年12月6日からスタートしており、第二弾も2026年1月下旬から開始される予定。この2台を皮切りに、今後どんなクルマが復刻されるのかが楽しみです。

そして、オープニングセレモニーが終盤にさしかかった頃、タカラトミーの富山彰夫社長がスマホを手にしながら突然登場。しかし、ステージ上に立っても富山社長はなにやら落ち着かない様子。どうしたのかと思っていたら、ここでサプライズの発表がありました。なんと、この日、同時刻で世界初公開されたTOYOTA GAZOO Racingの新型車「GR GT」と「GR GT3」のトミカ商品化が発表されたのです。

↑セレモニー終盤、突然飛び込んできたタカラトミーの富山彰夫社長(中央)。スマホ片手になにやら慌てふためいている様子だったが、この後でサプライズが発表された。
↑サプライズで発表されたのがこの2つの新しいトミカ。TOYOTA GAZOO Racingの新型車「GR GT」(左)と「GR GT3」。

GR GTは、“公道を走るレーシングカー”をコンセプトに新開発のV8ツインターボハイブリッドを搭載したFR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトのフラッグシップスポーツカーです。また、GR GT3はそれをベースにFIA GT3レースで勝つことを目指したサーキット専用モデル。

この2台をトミカとして発売することが同時発表されたのです。この予想もしていなかったできごとに会場内からはどよめきが起こりました。

トークイベントが終わると会場内にはさっそくGR GTとGR GT3のトミカ試作品が展示され、レーシングカーならではの精悍なフォルムに多くのファンが見入っていました。なお、この2台の具体的な発売時期は後日発表される予定ですが、おそらく実車の発売に合わせて予定されるのではないかとみられています。

トミカは本物のクルマが放つ“ときめき”を今後もファンに届けていく

トミカのブランドメッセージ「本物は、ときめく。」は、ミニカーの枠を超えて、本物のクルマが放つ“ときめき”をトミカファンに届けていくという熱いメッセージが込められています。タカラトミーの竹内氏は、「コロナ禍にあった2021年以降も順調に売上を伸ばし続けられている。これは多くのトミカファンが支えてくれているおかげ」と感謝の意を示し、DAIGOさんも55周年を迎えたトミカを指して「トミカは100周年まで続く」を意味する「T.H.T」で表現。会場からは大きな拍手が送られていました。

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