汁物や煮物を調理するのに便利な、雪平鍋。コンパクトな片手鍋としてなにかと取り回しがよく、わが家でも大活躍ですが、ひとつ問題だったのが食洗機に対応していないものが多いこと。毎日の味噌汁作りに重宝していたものの、いかんせん使用頻度が高いので、毎回手洗いとなるとなかなか面倒でして……。
熱伝導の高い雪平鍋
アーネスト「雪平鍋 18cm」
2210円(税込)※記事公開時のAmazon販売価格
「食洗機対応の雪平鍋はないものか」と探し、Amazonで見つけたのがアーネストの雪平鍋です。雪平鍋といえばアルミ製のものが多いなか、こちらはステンレス製。内径18cmで、満水容量は1.8Lとどんな調理にも使いやすいサイズ感です。
表面が凸凹に打ち出されているのが、雪平鍋の大きな特徴。平らな面よりも表面積が広いため熱が伝わりやすく、保温力にも優れているのだとか。たしかにお湯を沸騰させるにもあっという間なんですよね。金属加工の産地、新潟県三条市で作られているというのもなんとなく安心できるポイント。
注ぎ口&取手がポイント
シンプルなつくりに見えて、細部には使いやすさの工夫が。両サイドに注ぎ口が付いており、汁物もそのまま容器に取り分けることができるのが楽ちん。片方にしかついていないものも多いのですが、自分が左利きのためうまく使えないことも多く……。これは本当にありがたい。
また、取手までステンレス製なのもこの雪平鍋ならでは。加熱すると熱くなってはしまいますが、ふきんやミトンなどを一緒に使えば問題なし。持ち手が木製のものが一般的ですが、握りやすい反面、洗うたびに劣化が進んでしまうのが気になっていて。こちらは内側に留め金もなくつるりとしていて、汚れがたまることなく洗いやすい! 食洗機だけでなく、手洗いでもストレスなく洗うことができました。
何度か食洗機に入れたら大きく変色してしまった、ボロボロになってしまった……なんてこともなく、気兼ねなくガンガン使えています。
汁物を手軽に一品プラス
2人前の味噌汁に必要な400mlの水を入れるとこんな感じ。ここに具材をたっぷり入れても鍋の半分くらいで、3〜4人前くらいまでは充分に受け止めてくれそうな余裕があります。
ちなみに鍋自体の重量は400gと、手に持ってみると思ったよりも軽く感じます。もっぱら味噌汁作りで愛用中です。ちょっと野菜や麺を茹でたりにもサッと使いやすいコンパクトさで、ついこの鍋を手に取ってしまうんですよね〜。「汁物を作るの面倒くさいな……」なんて日もありますが、朝晩はまだ冷えるこの季節はホッととあたたまりますし、何より手軽に一品増やせるので、雪平鍋の利用は習慣化しています。この雪平鍋のおかげで、これからも無理なく自炊を続けることができそう。