毎日の食事の中で欠かせないもののひとつ、カトラリー。みなさんはこだわりがある派でしょうか? 筆者は長年こだわりを持っておらず、適当に買ったものでも大きな不満なく使っていました。ですが、結婚を機にあの有名なカトラリーセットを購入。今となっては毎日の生活になくてはならない存在になりました。
カトラリー界のスタンダード
クチポール「GOA ディナーフォーク・ディナースプーン」
各2090円(税込)
こちら、クチポールの「GOA(ゴア) シリーズ」です。ポルトガルのカトラリーメーカー・クチポールは、世界中で愛されるカトラリーブランド。自社工場を持ち、熟練の職人が1本1本丁寧に手作業で製造しています。今回ご紹介するGOAシリーズは特に人気で、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。筆者も最初はSNSで見かけて、おしゃれだな〜と憧れの気持ちはあったものの正直ちょっと高くて手を出せずにいて……。結婚を機に食器類を見直していく中で、「いいものを長く使っていきたい」という2人の思いから、思いきってGOAシリーズで揃えることにしました。
2022年の冬に購入。箱を開け、興奮したのをよく覚えています。そこからわが家の定番カトラリーに。デザインだけではない、毎日使いたくなる理由があったんです。
見た目だけじゃなく、驚くほど使いやすい
美しい曲線が特徴のGOAシリーズですが、細く華奢な柄とほどよい重みを持つ先端のバランスが、持ちやすさの秘密なのだそう。マットな質感で癖のない樹脂製の持ち手がしっかりと手になじみ、それでいてスプーンは36g、フォークは25gと軽やか。衝撃的に持ちやすいというよりかは使い慣れることで感じる心地よさがあるんですよね〜。
4本の長い歯が特徴のテーブルフォークは、お肉や果物など厚みのある食材をしっかりと刺すことができます。フォークは柄のラインに角ばったところがほとんどないので、パスタを食べるときも使いやすいです。
ウインナーを刺したときのこのパリッと感、最高なんだよな〜〜。
まんまるのお月様のようなスプーンは、どの方向からも料理をすくいやすい設計になっています。一見、食べにくいと思いきや、口当たりもバツグンで。言語化がむずかしいのですが、スプーンと食べ物が一体化するように口の中に運ぶことができ、ふつうのスプーンと比べると不思議なくらい美味しさの感じ方も違ってくるんです。
カレーやスープなどありとあらゆ料理に使っていますが、筆者が毎日欠かさず食べているヨーグルトも絶対にこのスプーン。ディナースプーンですが、デザートを食べるときでも特に不自由は感じていません。
食事がより楽しく・美味しくなる
過去の料理写真を見返してみても、必ずと言っていいほどクチポールの姿があります。この日はささやかなクリスマスパーティーをした日。いつもより豪華な食事シーンも、お気に入りのカトラリーがあるとより気分も上がるんですよね。
これはコロナで寝込んでいた日、パートナーが作ってくれたお粥。食器・スプーン・お米の白さと、カラフルなお漬物たちのコントラストにキュンとして、体調が悪いながら思わず写真を撮っていました。このときのお粥の美味しさ、一生忘れない……!
カトラリーでここまで変わるんだ
家族が料理を担当していると、たまに違うカトラリーが出てくるのですが、そのときはしれっとクチポールに持ち替えちゃうほど(笑)。もうこのスプーン・フォークじゃないと嫌だ!と思わせてくれるような、筆者にとってはなくてはならない存在。本当に購入して良かったなと思っています。
ちなみに、同じシリーズのディナーナイフも使いやすくてお気に入りなのですが、使用頻度が低いので、まずはスプーン・フォークから購入してみるのがいいかもしれません。最初は高級品だと思っていましたが、実際に使ってみるとこんなに使い心地がいい“一生モノ”がこの値段で手に入っていいんですか?と思うほど。購入に悩んでいる方、絶対に買って後悔はしないですよ!