いよいよ今週末の2月25日、2017シーズンのJリーグが開幕する。
Jリーグは今シーズンからライブストリーミングサービス『DAZN(ダ・ゾーン)』と高額契約を締結。優勝賞金などに反映されたため、オフの間から各クラブに活発な動きが見られた。そのなかでも注目の移籍のひとつが、日本代表MF清武弘嗣のセレッソ大阪復帰だ。
昨年の日本代表戦において、原口元気(ヘルタ・ベルリン)とともに活躍が光った27歳の攻撃的MF。2018年のロシアワールドカップでは中心選手として期待される彼がこの冬、スペインの強豪セビージャから古巣であるセレッソ大阪への復帰を決断したことは、驚きを持って受け止められた。
移籍の報告に際し、自身のブログで「ここ数か月、自分自身の中で本当に悩みました。自分のとって人生を決める決断だったかもしれません」としつつ、「ただ僕の決断なので、誰に何をいわれようが自信をもって前に進みます」と、力強くつづった清武。彼のような日本代表のトップ選手が帰還したことは、Jリーグにとって大きな意味を持つはずだ。
その実力は2016年夏までプレーしていたドイツでもいまだに高く評価されており、先日もブンデスリーガ公式がこんな動画を公開している。
リーグ歴代の「技術的に素晴らしいゴール」10選。珠玉のスーパーゴールが並ぶなか、8位に清武がハノーファー96時代に決めたゴールが!
クロスボールを胸でコントロールすると、そのまま右足でボレーシュート。持ち味であるチャンスメイクはもちろん、テクニックとアイデアにあふれるこのようなゴールを日本でも早く見たいところだ。
セレッソ大阪は25日の開幕戦、中村俊輔を獲得したことで話題のジュビロ磐田とホームで対戦する。