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2017/8/29 17:12

IWGP王者オカダ・カズチカが熱中する「バス釣り」に密着! 憧れの名人に「これさえ覚えればOK」な基礎中の基礎を聞いてみた

オカダ・カズチカ選手が大好きなバス・フィッシングの上達を目指し、名人にレクチャーを乞う!

今回は、IWGPヘビー級チャンピンオンであるオカダ・カズチカ選手と楽しむ「バス・フィッシング」の世界をお届け。オカダ選手は、アメリカ武者修行時代から釣りにハマり、地方巡業では自前の釣り道具を持参し、移動日の合間に竿を出すほどの熱血アングラー。今回、バス釣りの腕前をさらに上げたいとのことで、プロのバスフィッシャーマンであり、釣具ブランド「ボトムアップ」の代表でもある川村光大郎さんを招き、バス・フィッシングの基礎をレクチャーしてもらうことに。茨城県の霞ヶ浦を舞台に、まずは道具選びの基本から学んでいきましょう!

 

PROFILE

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オカダ・カズチカ(手前)

愛知県安城市出身、1987年11月8日生まれ。新日本プロレス所属。身長191cm、体重107kg。「レインメーカー」の異名を持つ現IWGPヘビー級チャンピオン。華麗なるドロップキックを得意とし、フィニッシュホールドとしてレインメーカーを持つ。趣味はルアーフィッシングで、フェラーリ好きとしても知られている。

オカダ選手のTwitterはコチラ

 

教えてくれたのはこの人!

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川村光大郎(かわむら・こうたろう)さん

茨城県出身。霞ケ浦水系をメインに、全国のフィールドを駆け巡る。バスフィッシングを生きがいとし、フィールドで培った感性をルアー開発に注ぐかたわら、各メディア、イベントなどを通じ、釣り方やバスフィシングの魅力を多くの人に伝える。「陸っぱり(※)の貴公子」の異名を持つ。ルアーマガジン初代陸王・Basserオカッパリオールスター優勝3回。
(※)陸っぱり(おかっぱり)…船やボートを使わず、陸から釣りをするスタイルのこと

 

憧れの川村さんとの初対面にテンションMAX!

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↑憧れの川村さん(左)との邂逅を果たしたオカダ選手(右)

 

――本日は、早朝(朝3時)からお集まり頂き、ありがとうございます。オカダ選手はよく眠れましたか?

 

オカダ 昨日の夜は川村さんにお会いできると思うと、興奮して眠れませんでした! いつも釣り雑誌や釣り番組、DVDで見ていたので。当然ですけど、本物の川村さんですね! テンションマックスです(笑)。

 

川村 えっ、そうなんですか? 最強のチャンピオンにそう言われるとうれしいです。こちらこそ、IWGPヘビー級チャンピオンがボクを知ってくれているなんて、本当に光栄です!

 

――今回、憧れの人とのファーストインパクトはいかがですか?

 

オカダ DVDで見ていた通り、川村さんは、やっぱりカッコイイ……。

 

川村 オカダさんは想像していたよりも大きくてびっくりしました。さすがヘビー級王者の風格ですね。そんな太い腕で一撃をくらったら、僕なんてバラバラになっちゃいます(笑)。

 

――ちなみに、オカダ選手がバス釣りにハマったきっかけは?

 

オカダ アメリカ武者修行時代にルアーフィッシングにハマったんです。そのときは時間にも余裕があったですし、向こうは大きな池がたくさんあるじゃないですか。名前は分からないんですが、巨大な魚を釣ったこともありますよ。いまは、何とか巡業の合間に時間を見つけてバス釣りに行っています。フィールドは、霞ヶ浦や河口湖などが多いですね。

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↑川村さんの作業を見つめるオカダ選手

 

――さて一方、川村さんはプロのアングラーとしてご活躍されていますが、小さいころから釣りに夢中だったのですか?

 

川村 そうですね、7歳のころに初めてバスを釣ったのですが、水草の脇から飛び出してきたブラックバスが大きな口を開けてルアーにバイト(ルアーをくわえること)したことはいまでも鮮明に覚えています。それからは、バス釣りに夢中になってしまい現在に至っています。

 

――なるほど。バスは一度釣れてしまうと、ヤミツキになってしまう人が多いと言いますからね。さて、高校時代にはすでに霞ケ浦を舞台としたトーメントで何度も優勝し、その後も数々のタイトルを手にした川村さん、最近、ご自身のブランドを立ち上げたとか……。

 

川村 昨年、お世話になっていたメーカーを退社し、「ボトムアップ」というブランドを立ち上げました。とにかく「釣れるルアーを作りたい」と考え、小さいながらも自分が積み重ねてきたノウハウを詰め込んだルアーや道具を開発しています。僕は、ルアーというものは、「釣れる実感がなければ使う意味がない」と思っているので、それをモットーに日々やらせてもらっています。

 

オカダ 確かに、川村さんが作るルアーやワームは釣れると評判ですからね。以前のメーカーで手掛けていた製品ですが、実は僕も愛用させてもらっています!

 

川村 本当ですか? それはうれしい……。

 

――ちょっとだけ、オカダ選手のルアーやワームを見せていただいてもいいですか?

 

オカダ はい。コレです……。

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川村 うわぁ、コレも、コレも……。本当にボクが作ったものを使っていただいているんですね。しかも、色も含めてチョイスがいい。「これは持っておくべき」というところをしっかり押さえてます。これは、釣果のほうも楽しみですね!

 

ビギナーはどんなロッドを選べばいい?

――では川村さん、これからバス・フィッシングを始めようと考えている人も多いと思いますが、釣具店に行くと驚くほど多くの竿やリール、ルアーがあって「何を選んで良いのかまったく分からない」との声も耳にします。ビギナーが選ぶべき道具を教えてください!

 

川村 ボートを使わず、岸から釣るバンクフィッシング(通称:おかっぱり)の場合、機動性を重視して2本程度のロッド(竿)で十分。金額はピンキリですが、近年はエントリーモデルの性能もいいので、高価なものでなくてもOKです。安いものは1万円以内で買えますよ。ロッドには2タイプの種類があり、スピニングロッドと呼ばれる扱いやすい縦軸のリールを装着するものと、ベイトキャスティングロッドと呼ばれる、テクニカルな使い方ができる両軸リール(ベイトリール)を装着できるものがあります。まずは各1本ずつ、合計2本を手に入れましょう。

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↑縦軸リールを装着したスピニングロッド(左)とベイトリールを装着したベイトキャスティングロッド(右)

 

――それぞれのロッドは、どんなものを選べばいいのでしょうか?

 

川村 スピニングロッドは軽量なワームやルアーを使うことを考えて、6~6.4フィート程度の長さを持つライトアクション(L)と呼ばれる柔らかめのものが良いでしょう。ベイトキャスティングロッドはスピニングより重めのルアーを多用するもので、汎用性の高い硬さのミディアム(M)がオススメ。長さは6.6フィート前後が使いやすく、慣れると正確なキャストを決めやすいことが大きな武器になります。

 

――リールはどんなものを合わせればいいんですか?

 

川村 スピニングに合わせるリールの場合、ダイワ社製で例を挙げると2500番台。ベイトリールはバス釣り専用のもので、ギア比が6:1程度のものを選んでください。ラインと呼ばれる糸は、初心者であればスピニングリールには6ポンド、ベイトリールには12ポンドのナイロン製のラインが最適だと思います。

 

――正直、違いがよくわかりませんが、ここは暗記しちゃいます!

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オカダ なるほど、ロッドはやはり6.5フィート前後の長さがいいんですね……。

 

川村 オカダさんの場合は、規格外の肉体ですから、もう少し長めのロッドのほうを選んでも大丈夫ですよ(笑)。

 

オカダ 安心しました。自分のロッドはかなり長めなので……。それも遠征に持って行くことが多いので2ピースです。

 

――「2ピース」って何ですか?

 

川村 ロッドにはワンピースと呼ばれる継ぎ目のないものと、2ピースと呼ばれる2本継ぎのものがあります。そのほかにも伸び縮みするテレスコ型のものや5本継ぎのものもありますが、一般的にはワンピースと2ピースが主流です。2ピースは長さが半分になるので携帯性が良く、オカダさんのように遠征に持って行く場合や、電車やバス、自転車などで釣りに行く場合にはとても便利。「2ピースのロッドは性能が落ちる」といわれていましたが、最近は精度が高くなっているので、それほど気にしなくても大丈夫ですよ。

 

――なるほど、よくわかりました! 携帯性を考えると、初心者には2ピースのほうが扱いやすいかもしれませんね。

 

「釣れそう」と思えるルアーを選ぶことが上達につながる

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――次は、ルアーについておうかがいしたいです。取材の偵察として釣具店をのぞいてみたのですが、ルアーの種類が多すぎて、何が何だか……。まずは「ルアー選びの基本」を教えてください!

 

川村 ルアーには大きく分けて「ソフトルアー」と「ハードルアー」に分類されます。ソフトルアーは「ワーム」とも呼ばれ、ゴムのようなソフトプラスチックが素材。ハードルアーは硬質なプラスチックや木、鉄製のもので、水中に潜る深さや動きに合わせて形状が変わります。

 

オカダ 釣り具店に行くと「これも釣れそう、あれも釣れそう」と、気が付くと色々なルアーを買ってしまって……。魚を釣る前に人間が釣られてしまうんですよね(笑)。

 

川村 オカダさん、それ、釣り人「あるある」です(笑)。でも、それはとても重要なことで、「釣れそう」と思うルアーを選ぶことで、信じる力が湧いてきます。ルアーを信頼できないと、動かし方が雑になって「釣れないスパイラル」に陥ってしまう。信じる者は救われる……ではありませんが、信じることで集中力が高まり、そのルアーで釣れれば自分の得意ルアーになっていく。その積み重ねが、上達へのステップになるんです。

 

――なるほど。好きなルアーを選ぶということも大切なんですね。

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↑魚型のハードルアーで、プロペラの回転で食い気を誘うシンキングスイッシャー(後述)

 

オカダ ちなみに、ルアーを選ぶとき、色の種類が多すぎて悩んでしまうのですが、川村さんは何を基準にルアーの色を選んでいるのですか?

 

川村 なかなかマニアックな質問です。基本的に、ワームなら釣り場の水の色に合わせるのがいいですね。ビギナーの方なら「グリーンパンプキン」(濃い緑色)と呼ばれるベーシックな色を軸として、水が濁っている水ならシルエットがクッキリ出る黒系、水が澄んでいるようなら透明感のあるクリア系も用意しておくと万全です。

 

――ちなみに、初心者にオススメのルアーってありますか?

 

川村 最初は「カーリーテール」や「シャッドテール」と呼ばれる、引くだけで勝手にピロピロと動いてくれるタイプがオススメ。細身の「ストレートワーム」(細い棒状のプラスチック製ルアー:別に錘や針を通して使用)も、よく釣れるので外せません。ハードルアーなら、引っかかりにくく幅広い水深を探れる「スピナーベイト」と、小さめの「クランクベイト」がオススメ。投げて巻くだけで性能を発揮してくれますよ。あと、シンキングスイッシャーも使っている人は少ないのですが、投げてゆっくり巻くだけでよく釣れます。

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↑ストレートワームを針に通す川村さん

 

――アピール力の高いルアーといえば、今回、オカダ選手がプロデュースしたルアーが発売されますよね!

 

オカダ そうなんです。すみません、好きすぎて作ってしまいました! コレです。

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――うわぁ……カッコイイ! でも、どこかで見たような……。

 

オカダ これ、僕のコスチュームがモチーフなんです!

 

――ホントだ! アピール力で言ったら、これ以上のものはないですね。川村さん、いかがですか?

 

川村 これ、すごい! 塗装が手の込んだハンドメイドですね! トップウォーター(※)の羽根モノは僕も大好きですよ。ゆっくり引いてもよく泳いでくれるし、デカいのが釣れるんですよね!

※水面に浮くルアーでバスを釣ること。水面で迫力のバイトシーンが見られます

 

バス釣りのポイントに選びで重要なのは「変化を見つけだすこと」

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――ちなみに、今日は朝の3時集合。バス釣りってこんなに早い時間から始めるものなんですね……。

 

川村 夏は夜明けが早いので。無理のない時間からでいいと思いますが、夜明け直後はチャンスタイム。その時期の夜明け時刻から逆算してフィールドに向かいたいところです。

 

オカダ 確かに。僕はどんなに早くても、釣りの日はバッチリ目が覚めますよ!

 

川村 オカダさん、それもまた、釣り人「あるある」です(笑)。朝イチの時間帯は、バスに対して人的なプレッシャーが低いので警戒心が薄く、バスがエサを捕食する時間なので釣りやすい。釣りの世界では「朝まずめ」、「夕まずめ」といって、日の出と日没の前後はゴールデンタイムですからね。

 

オカダ 今回は霞ケ浦、北浦周辺で釣りをするということですが、このエリアは広すぎて、釣りのポイントがイマイチ絞りにくいんですよね。選び方の秘訣はありますか?

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川村 これはすべてのフィールドにいえることですが、ポイントに選び重要なのは「変化」です。夜が明けて太陽が射すこと、太陽が沈みかけて光量が小さくなるのも変化ですし、風向きが変わること、雨が降り始めることも大きな変化。場所で言えば、護岸が続くところにある水門、護岸が崩れた場所、橋脚、桟橋、杭、沈船、消波ブロック、水生植物など、あらゆるものが変化になり、魚が留まりやすい重要な場所になるんです。基本的にブラックバスという魚は、何もない所よりも変化のある場所を好む習性があるので、「変化を見つけだすこと」がポイント探しの基本だと思ってください。

 

オカダ なるほど。でも、霞ヶ浦水系には水門がたくさんあり過ぎて、どの水門を狙うべきなのか……。水門を見つけるごとに釣りをしてしまうので、すぐに時間がなくなってしまう(笑)。

 

川村 そうですね、何百という水門がある霞ヶ浦水系では、全部を回っていたら何日あっても足りません(笑)。水門は名前の通り「水の門」ですから、水が動いていることが重要。流れが止まっているものより水が流れているもの、より流れの強い水門を選ぶことが重要です。

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↑ポイントとなる水門の例。流れが強く、水が出ていて流れを生んでいる点に注目です

 

――流れの強い水門を狙えば、バスは釣れるということですか?

 

川村 今日のように暑い日ほど確率は高くなります。人間でいうところの涼しいクーラーのような存在ですね! バスだけでなく、エサとなる小魚やエビも集まってくるのでなおさらです。ただし、寒い時期は冷たい流れがマイナスになるので、温排水のような特例を除いては攻めませんね。

 

オカダ なるほど、水門を見つけると興奮してしまって、そこまで細かいところはチェックしていませんでした!

 

川村 それも「あるある」です(笑)。オカダさん、根っからの釣り人ですね。では、いよいよ実際に釣ってみましょう!

 

オカダ ワクワクしますね。リングに上がるときよりテンションが上がってます!(笑)

 

――というわけで、次回はいよいよバス釣りの本番に挑みます! 昔は入れ食いが当たり前だったブラックバスですが、いまやプロでも釣れないことがあるほど、幻の魚になりつつあります。果たして、お目当てのブラックバスは釣れたのか? 釣り方のコツとともにお届けします。ご期待ください!

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撮影/和田清志

 

【INFORMATION】

■川村さんのブランド「ボトムアップ」のHPはコチラ

 

■オカダ選手プロデュースのルアー情報

アカシブランド

サンデームーン・レインメーカーver.

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オカダ・カズチカの趣味の一つでもあるバスフィッシング。バス釣り好きが高じて、ついに本人プロデュースのスペシャルルアーが誕生しました。制作するのは、琵琶湖のトップウォータースタイルを牽引してきた伝説のハンドメイドルアー工房「アカシブランド」。ベースモデルとなるのは、スローリトリーブから超高速リトリーブまで対応出来る絶妙のバランスを持つ名ルアー「サンデームーン」です。回収時にもボディが回転しにくく非常に扱いやすい三日月型のクローラーベイトとなっています。

 

オカダ・カズチカ本人がはじめてランカーバスを釣った際に使用していたルアーにちなんでいます。ウッドの削りだしから、全行程をひとつひとつすべて手作業で仕上げた逸品。特に、オカダ選手の入場コスチュームをインスパイアしたペイントは、黒いチェックパターンや細かなラメ入り意匠は、すべて手作業で仕上げており、ルアーを越えた工芸品に近い仕上がりとなっています。

 

バス用のルアーとして実戦使用が可能であるのはもちろん、オカダ選手がこのルアーに込めた、釣りへの熱い思いをアクセサリやディスプレイとしてお手元に置いておくのはいかがでしょうか。ハンドメイドゆえ大量生産ができず、生産本数100本限りの限定品です。

価格:1万3600円(税込・送料込)/100本限定販売・シリアルナンバー入り 予約受付中(8月末入荷予定)

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