サッカー界では21世紀に入ってすでに多くのスーパースターが生まれた。その中でも「今世紀最初のスーパースター」といえる一人が、ロナウジーニョだろう。
ブラジルの10番らしい極上のテクニックに加え、「ボールは友達」を体現するような楽しくプレーする様でファンに愛され、所属チームにも数々のタイトルをもたらした。2005-06シーズンにバルセロナでUEFAチャンピオンズリーグを制した後はキャリア的に下り坂となってしまったものの、あの笑顔から繰り出される魔法のようなプレーはなかなか忘れることができない。
今年春に行われたレジェンドマッチでの様子。リュドヴィク・ジュリ(8番)とのホットラインが懐かしすぎる……。そんな彼の、いま現在のプレーがこちら。2015年に地元ブラジルのフルミネンセを退団して以降フリーとなっているロナウジーニョは、現在インドのフットサルリーグに参戦している。
自身のプレーをまとめた映像を見ると、やっぱりそこにはいつものロナウジーニョがいた。率直にいって、上手すぎる!
同リーグでバルサ時代の同僚デコとパシャリ。しばらくサッカーの真剣勝負から離れており、引退もささやかれるロナウジーニョ。しかし、37歳という年齢を考えればまだまだできるはずだ。再びピッチに戻ってくる日を期待せずにはいられない。