テニスのグランドスラム大会の1つ、レッドクレーのコートを舞台に行われる全仏オープンが、5月26日よりパリのローランギャロスで始まる。
期待の錦織圭もすでに現地入りし、本番に備えている。
この全仏オープンの開幕に先立ち、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーを務める錦織と、テニスにおけるもう1人のアンバサダー、ロジャー・フェデラーが同オープンで着用するゲームウェアを発表。レプリカモデルが、5月20日よりユニクロの一部店舗とオンラインストアで販売されている。
グローバルブランドアンバサダーの
ロジャー・フェデラー(@rogerfederer)選手、錦織 圭(@keinishikori)選手が着用するテニス・全仏オープン2019レプリカウエアが販売開始?✨#Uniqlo #LifeWear #TeamUniqlo #GoRoger— ユニクロ (@UNIQLO_JP) May 20, 2019
今回のウェアも、ユニクロパリR&Dセンターのアーティスティック・ディレクターでもあるクリストフ・ルメール率いるチームがデザイン。錦織着用モデルは、「初夏の季節感にインスパイアされた」という大胆かつ鮮やかなカラーリングが目を引く。
クレーコートシーズン以降の錦織は、昨年準優勝のモンテカルロではまさかの初戦敗退を喫したものの、次のバルセロナではベスト4、マドリードではベスト16、ローマではベスト8と、絶好調とは言えないまでも、心配されたケガなどもなく、調子もそれほど悪くはない模様。このカラフルなウェアでのプレーを、1試合でも多く見てみたいし、見せてほしいところ。
そして、今回さらに注目なのが、テニス界のレジェンドにして、今なお現役最高のプレーヤーの1人、フェデラー着用のこのモデルだ。
Aujourd'hui, retrouvez la collection UNIQLO tennis en ligne et en magasins ! #GOROGER pic.twitter.com/wCcpAxqorV
— UNIQLO France (@UNIQLO_France) May 20, 2019
1970年代後半から1980年代初めのテニスウェアのディテールに着想を得たというシルエットと、ベージュを基調にオフホワイトを加え、深みのある赤をアクセントにした色使いは非常に上品で、2015年以来の全仏参戦となるフェデラーをさらに引き立ててくれそうだ。
ここ3年間は年間を通じた体力の維持とケガを防止するためもあって、消耗戦が多くなりがちなクレーシーズンをスキップしていたフェデラー。ということは、彼がユニクロを着用して初めての全仏オープンでもある。そこで地元・パリを拠点とするユニクロのデザインチームが選んだのは、赤土と“調和する”ベージュ。そこには彼らの隠れたメッセージも感じられ、想像力をも刺激する。
It was a welcome return for @rogerfederer today on Court Philippe-Chatrier…
See the best ?'s: https://t.co/irka9ur1Ra#RG19 pic.twitter.com/hqku7f5hCq
— Roland-Garros (@rolandgarros) May 21, 2019
フェデラーの復帰を大会公式ツイッターも歓迎。直前のローマの大会では、足の痛みで準々決勝を棄権をしたが、どうやら問題はなさそうだ。全仏オープンは今週末の26日にスタート。2週間にわたって熱戦が繰り広げられる。
そしてチーム・ユニクロの闘いに、大いに期待したい。