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テニス
2019/5/24 18:45

カラフル&上品! 錦織、フェデラーのユニクロ全仏着用ウェアに注目

テニスのグランドスラム大会の1つ、レッドクレーのコートを舞台に行われる全仏オープンが、5月26日よりパリのローランギャロスで始まる。

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First hit in Paris @rolandgarros

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期待の錦織圭もすでに現地入りし、本番に備えている。

 

この全仏オープンの開幕に先立ち、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーを務める錦織と、テニスにおけるもう1人のアンバサダー、ロジャー・フェデラーが同オープンで着用するゲームウェアを発表。レプリカモデルが、5月20日よりユニクロの一部店舗とオンラインストアで販売されている。

 

今回のウェアも、ユニクロパリR&Dセンターのアーティスティック・ディレクターでもあるクリストフ・ルメール率いるチームがデザイン。錦織着用モデルは、「初夏の季節感にインスパイアされた」という大胆かつ鮮やかなカラーリングが目を引く。

 

クレーコートシーズン以降の錦織は、昨年準優勝のモンテカルロではまさかの初戦敗退を喫したものの、次のバルセロナではベスト4、マドリードではベスト16、ローマではベスト8と、絶好調とは言えないまでも、心配されたケガなどもなく、調子もそれほど悪くはない模様。このカラフルなウェアでのプレーを、1試合でも多く見てみたいし、見せてほしいところ。

 

そして、今回さらに注目なのが、テニス界のレジェンドにして、今なお現役最高のプレーヤーの1人、フェデラー着用のこのモデルだ。

1970年代後半から1980年代初めのテニスウェアのディテールに着想を得たというシルエットと、ベージュを基調にオフホワイトを加え、深みのある赤をアクセントにした色使いは非常に上品で、2015年以来の全仏参戦となるフェデラーをさらに引き立ててくれそうだ。

 

ここ3年間は年間を通じた体力の維持とケガを防止するためもあって、消耗戦が多くなりがちなクレーシーズンをスキップしていたフェデラー。ということは、彼がユニクロを着用して初めての全仏オープンでもある。そこで地元・パリを拠点とするユニクロのデザインチームが選んだのは、赤土と“調和する”ベージュ。そこには彼らの隠れたメッセージも感じられ、想像力をも刺激する。

フェデラーの復帰を大会公式ツイッターも歓迎。直前のローマの大会では、足の痛みで準々決勝を棄権をしたが、どうやら問題はなさそうだ。全仏オープンは今週末の26日にスタート。2週間にわたって熱戦が繰り広げられる。

 

 

そしてチーム・ユニクロの闘いに、大いに期待したい。