Jリーグ始まって以来の大記録に、海外のサッカーファンたちも度肝を抜かれたようだ。
11月24日に行われたJ2公式戦、柏レイソルは京都サンガF.C.に対して13-1という圧倒的なスコアで勝利。前節でJ2優勝を決めた勢いそのままに、Jリーグ1試合最多得点を記録して有終の美を飾りシーズンを終えた。
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\#柏レイソル ☀️
本日の全13ゴール?@Reykun_kashiwaR#Jリーグ pic.twitter.com/XShk4xZoLY— Jリーグ (@J_League) 2019年11月24日
この試合で超人的な活躍を見せたのが、レイソルのケニア代表オルンガだった。スタメン出場したオルンガは、前半5分に強烈なミドルシュートをゴールネットに突き刺し先制点を奪うと、その後も怒涛の攻撃をみせる。続く前半22分にはクロスをダイレクトで合わせるヘディングシュート、前半32分にもロングパスに抜け出して冷静にシュート。なんと前半だけでハットトリックを達成してしまったのだ。
後半に入ってもオルンガの勢いは止まらず、5ゴールを決めなんと1試合合計8得点。この記録は、中山雅史らが記録した1試合の最多記録5ゴールを大きく更新するJリーグ新記録。チームとしての最多記録を更新した上に、個人としてもJリーグの歴史に金字塔を打ち立てたのだ。
When you win 13-1 and score EIGHT goals you’ve not had a bad game have you?!
Full story ? https://t.co/BRNOQ9xdjy #bbcfootball pic.twitter.com/El4ozTpLKZ
— BBC Sport (@BBCSport) 2019年11月25日
このオルンガの活躍には、日本のサッカーファンはもちろん海外からも熱い視線が送られている。イギリスのBBCも公式SNSでオルンガの活躍に言及。彼の経歴とともに、レイソルをわずか1シーズンでJ1に復帰させた立役者だと紹介した。
What a way to end the season.Scoring 8 goals is more than I could ever imagine but it’s by God’s Grace .I want to thank everyone who supported me throughout the campaign. Until next season. Graçias . GOD ABOVE ALL ????? pic.twitter.com/EdcV96Q6Wz
— Ogada Olunga (@OgadaOlunga) 2019年11月24日
オルンガ本人も、自身のSNSを更新。「なんてシーズンの終わり方だ!想像すらしていなかったよ!みんなのサポートに感謝したい」と、自身の偉業を喜ぶと共に周囲への感謝の気持ちを表明した。来シーズンJ1での舞台復帰となる柏レイソル。勢いそのままに、台風の目となるか?一躍時の人となったオルンガのパフォーマンスと共に、注目していきたい。