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ゴルフ
2022/5/12 18:00

体幹の筋肉を鍛える20分! SIXPAD HOME GYMの「スイング&コア for ゴルフ」を体験してきた

SIXPAD(シックスパッド)といえば、EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)を中心としたトレーニング・ブランドとして確固たる地位を確立しています。このトレーニング・ブランドを展開するMTGは、短時間・高効率のトレーニングが自宅で楽しめるEMSオンラインジム「SIXPAD HOME GYM(シックスパッド ホームジム)」を2020年10月に開発しました。

 

シックスパッド ホームジムは、全身7部位14箇所に電極を配置した「SIXPAD Powersuit(シックスパッド パワースーツ)」を着用して自宅でオンラインレッスンに取り組むことで、速筋と遅筋を同時に鍛えることができ、短時間・高効率のトレーニングが可能になります。そのオンラインレッスンの中にYouTubeチャンネル登録者数37万人を誇るゴルフティーチングプロ・菅原大地氏監修のゴルフスキルアップメニュー「スイング&コア for ゴルフ」が加わったということで、今回体験会に参加してきました。

 

競泳水着のようなパワースーツを着用し、電極から電気刺激が流れる

体験会は「シックスパッド ホームジム」と「スイング&コア for ゴルフ」の説明からスタート。約20分のプレゼンテーションが終わると、身長とウエストの寸法を元にパワースーツのサイズを選びます。

 

電極部分に水を吹きかけることで通電する布製電極「Eledyne(エレダイン)」を搭載しているため、パワースーツは受け取った時点で水に濡れています。基本は全裸の上から着用。どうしても気になる方は紙パンツを用意していますとのことです。着用してみると、プールに入った後の水着を着たような感触でした。

↑パワースーツの上着と、「パワースーツHip & Leg」を着用するとこんな感じ

 

着替えが終わるとスタッフの方がトレーニング体験ルームに案内してくれました。そこでEMSの電気刺激を流す専用コントローラーをセット。ボタンを入れると、EMSがウォームアップ、運動、クールダウン……と変わっていきます。

↑トップスとパンツ、それぞれ1箇所ずつ電気刺激を流す機械をセットします

 

電気刺激の強弱はモニターで操作します。若い女性スタッフが「私はいつもレベル8でトレーニングしています」とのことでしたから、40代後半のおじさんはレベル5でスタートしようとしたら、レベル10まで勝手に上げられてしまいました。男性はそのくらいの刺激を入れてトレーニングしてくださいということなのでしょう。

↑電気刺激の強さはレベル1からレベル20までの20段階

 

パワースーツとウォーターウェイトのコンビでゴルフの動きを強化

今回考案されたゴルフスキルアップメニュー「スイング&コア for ゴルフ」は、パワースーツを着用することに加え、水の特性を活かして体幹を効率よく鍛える、フィットネスアイテム「SIXPAD Water Weight(シックスパッド ウォーターウェイト)」を使用するのもポイントです。ウェイトの中に入っている水の動きに負けないように体のバランスを保つことで、ゴルフのスイング動作や飛距離アップに必要な体幹の筋肉を鍛えることができます。

↑水の特性を活かして体幹を効率よく鍛える「SIXPAD Water Weight(シックスパッド ウォーターウェイト)」1万5180円(税込)。アウターマッスルとインナーマッスルを強化します

 

トレーニングの所要時間は10分×2セットの合計20分。1セット目はゴルフの動きのベースとなる体を鍛えることをコンセプトにしており、ゴルフツイスト、ワンレッグランジ、ワイドパルスクワットという3つのムーブメントで構成されています。2セット目は鍛えた体に対してゴルフの刺激を入れることをコンセプトにしており、ノースウェイワンレッグツイスト、バックスイングツイスト、フォロースルーツイストという3つのムーブメントで構成されています。

 

トレーニングの動きはインストラクターの「SIXPAD WAVER(シックスパッド ウェイバー)」のENA(エナ)さんが目の前で実演してくれます。これと同じようなオンラインレッスンがライブや、アーカイブでいつでも見られる仕組みになっているわけです。

↑ウェイバーのENA(エナ)さんの動きに合わせて一緒にトレーニング

 

今回はウェイトの中に入っている水の量が2リットルでしたから、持つだけではそれほど重くありません。ただし、体をねじったり、ゴルフスイングのように動かしたりすると水が動きますから、バランスを取るのが難しくなります。自宅でスイング&コア for ゴルフする場合も、シックスパッド ウォーターウェイトが必要となります。

↑水の量は自分で調整できます(体験会時は2リットル)

 

最初は余裕の表情でトレーニングに取り組んでいましたが、次第に汗がジワッと吹き出し、20分のトレーニングが終了した時点では500ミリリットルのミネラルウォーターをすべて飲み干すほどのノドの渇きを感じていました。

↑ウェイト自体はそれほど重くないが、水が動くのでバランスを取るのが難しい

 

速筋と遅筋を同時に鍛え、今まで使っていなかった筋肉に刺激が入った

トレーニング終了後にスタッフの方から「明日は筋肉痛になるかもしれませんよ」と言われたのですが、正直なところ筋肉痛になるなんて想定していませんでしたから、翌日と翌々日にゴルフのスケジュールを2日連続で入れていました。「筋肉痛でクラブが振れなくなったら困るな」と思いながら帰宅。しかしながら、翌日のゴルフは雨のため中止に。結果的にこれが幸いでした。

 

体験会翌日は筋肉痛とは少し違うのですが、全身が重く感じました。今まで使っていなかった筋肉に刺激が入ったということでしょう。その刺激が翌々日のゴルフで効果を発揮したということはなかったのですが、翌週のゴルフでは明らかに上昇気流に転じ、何だかジワジワ効いている気もします。ゴルフのためのトレーニングは普段からしていますが、新しい刺激が入って体が反応したのかもしれません。その効果をしばらく見届けたいと思います。

 

SIXPAD Powersuit(シックスパッド パワースーツ)11万8800円(税込)分割:1900円/月~

SIXPAD HOME GYM(シックスパッド ホームジム)オンラインレッスン4180円(税込)/月

 

 

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