初戦勝利後のスタンドで見られた善行に大会公式が熱視線だ。
現地9月8日にフランス国内の9会場で開幕し、熱戦が繰り広げられている「ラグビーワールドカップ(W杯)2023フランス大会」。1次リーグ・D組の日本代表(世界ランキング14位)は、トゥールーズで9日に行なわれたチリ代表(同22位)との初戦に42-12と快勝し、目標の優勝に向けて幸先いいスタートを切った。
Japan and Chile meet for the first time at a Rugby World Cup, watch the best of the action below ⬇️#RWC2023 | #JPNvCHI pic.twitter.com/rcipOJIqKL
— Rugby World Cup (@rugbyworldcup) September 10, 2023
この試合後に注目を集めているのが、フランス大会の公式X(旧ツイッター)がアップした一本の投稿だ。万歳マーク、桜の絵文字とともに「リスペクト」と綴ると3枚の写真を共有。そこには、ゴミ袋を手にした日本人サポーターが観客席を周り、ペットボトルや空き箱など会場内に落ちたゴミを拾う姿が収められている。
??????? ??#RWC2023 | #JPNvCHI pic.twitter.com/eXYDzwWK3M
— Rugby World Cup France 2023 (@France2023) September 10, 2023
投稿のリプライ欄には、日本だけでなく海外からも反響が続々。「日本の皆さん、ありがとう!あなたたちは最高だ!」「彼らは礼儀正しく、尊敬に値する人たち」といった感謝や称賛のコメントが数多く寄せられ、その他にも「彼らを見習った方がいい」「我々は学ぶべきだ… 」などと、さまざまな声が上がっていた。
こうしたスポーツイベントでの清掃活動といえば、サッカーW杯が記憶に新しい。昨年のカタール大会でも、日本人サポーターのゴミ拾いにFIFA公式Xが脚光を注ぎ、「勝っても負けても、そこには常に敬意がある」と反応。日本代表の綺麗なロッカールーム写真も大きな注目を集め、どちらも大会の恒例行事となっている。
In victory or defeat, there is always respect.
Thank you for helping to #SaveThePlanet, Japan fans! pic.twitter.com/FBWpOvtog2
— FIFA (@FIFAcom) November 27, 2022
After an historic victory against Germany at the #FIFAWorldCup on Match Day 4, Japan fans cleaned up their rubbish in the stadium, whilst the @jfa_samuraiblue left their changing room at Khalifa International Stadium like this. Spotless.
Domo Arigato.??? pic.twitter.com/NuAQ2xrwSI
— FIFA (@FIFAcom) November 23, 2022
なお今回、チリ戦に勝利したラグビー日本代表は、17日にイングランド戦と対戦予定。29日にサモア戦、10月8日にアルゼンチン戦を控えており、さらなる勝利に期待だ。