ふせんは、自分用のブックマークにも、誰かのためのブックマークにも使えて、なにかに便利。しかし最新のふせんは、それだけではありません。マスキングテープのように使えたり、掲示板代わりになったり、手帳をより便利にしてくれたり、目印以外の用途もあるのです!
普通のシンプルなふせんより、新しいふせんを買うほうが絶対におすすめ。
そこで今回はテレビ朝日系列の人気番組「スマステーション(SmaSTATION!!)」で紹介された、多機能ふせんを採点。その3種類を、点数順にご紹介します。
採点は、価格、デザイン、機能、使いやすさ、汎用性を5段階評価して合計25点満点です。
【3位】ヤマト「テープノフセン」(320円)
3位は、「テープノフセン」は「アラビックヤマト」で有名なヤマトから販売されているふせんです。
↑合計20点(価格:4点 デザイン:4点 機能:3点 使いやすさ:4点 汎用性5点)
この「テープノフセン」を一言で表すと、カッター付きロール式ふせんです。流行りのマスキングテープのようなふせんといえばわかりやすいでしょうか。カッターが付いているので、簡単にカットができるふせんです。
マスキングテープとの大きな違いは材質。流行している文具としてのマスキングテープは和紙素材のものが中心ですが、「テープノフセン」は上質紙素材なので書き込みやすさが特徴です。ふせんとマスキングテープの合いの子のような存在といった表現が適切かもしれません。
キッチンでラベル代わりに使ったり、手帳で仮予定に使ったり、インデックス代わりに使ったり。マスキングテープでできることとふせんでできることの両方ができる、オールマイティさが魅力です。
デザインもかわいらしく、100円ショップのマグネットと一緒に冷蔵庫などに貼ってみてはいかがでしょうか。
【2位】カンミ堂「SUTTO(スット)」(620円)
つづいては、様々なふせんを発売するカンミ堂さんの代表的商品のひとつ「SUTTO」。
↑合計21点(価格:4点 デザイン:5点 機能:4点 使いやすさ:4点 汎用性4点)
普通のふせん紙はデスクでバラバラになるため、収納しにくさが欠点でした。しかしSUTTOは、立つフィルムふせん。パソコンディスプレイの横、自宅のキッチンカウンター、テーブルなど、どこにでも設置しておくことが可能。
収納場所に困らないというだけでなく、自立するから目立つというメリットもあります。そのため大事なToDoを記入しておけば、やり忘れを防ぐこともできるふせんなのです。
また、ふせん自体にミシン目が入っていて、好きな長さで切り取れるようになっています。ToDoを書いておき、やり終えたらピリピリっと切り離すことも可能。切り離したふせんは手帳やノートに貼っておけば、その日にやったことを振り返るのにも便利ですね!
通常のフィルムふせんは表面がつるつるしていて、ボールペンで書き込むときにペン先が滑る感じがありますが、「SUTTO」はそこもしっかり考えられています。
書くときに下敷き代わりになるボード部分。ここが単なるプラスチックではなく、マットが敷かれているのがポイント。このマットにより書き心地が格段に向上しているのです!
ボードの裏面には滑り止め加工もされているので、片手で筆記してもズレなく書き込みOK。
「フィルムふせんは書き心地がなぁ」という方にもぜひ一度試してみていただきたいふせんです! すごく気持ちよく筆記できますよ。
リフィルは基本は3色。左側に縦線が入ったリーガルイエロー、斜めに柄の入ったストライプピンク、無地のアクアブルーです。
ちなみに「SUTTO」はカンミ堂さんのもうひとつの人気商品、ペン型ふせんの「ペントネ(PENtONE)」のリフィルと互換性があるので、ペントネとリフィルを共用することできますよ。
【1位】Miccudo「ミニブックふせん」(480円)
堂々1位は、「ミニブックふせん」! 新しいふせんを買うなら、これを推したいです。
↑合計22点(価格:4点 デザイン:5点 機能:5点 使いやすさ:4点 汎用性4点)
この「ミニブックふせん」は、現代人の必須ツールのひとつ・手帳を拡張してくれるふせんです。
商品自体は横長で、色の変わり目のところに折り線が入っています。ここを折ると、まるで本のようになるのです。
これが手帳のマンスリーページと相性抜群。文字数の関係でそのままだと書ききれない情報量も、この「ミニブックふせん」を使うことで書き込みスペースが拡張されます。
普通のふせんは貼った箇所の下に書かれた情報が埋もれてしまうところがネックですが、これなら小スペースで情報量を増やすことが可能!
手帳を開いたときに見えるのは1面だけなので、内側の2面以降にあまり人に見られたくないプライベートな情報を書き込むというのも使い方のひとつ。ちょっとした日記なんかにもピッタリ。
パッと見で目立つので、埋もれさせたくない情報を書いておくのにも活躍します。
どれも、いままでのふせんとはまったく違う種類のふせんですよね。これからは、「目印になればなんでもいいや」と適当なふせんを買うのはやめて、多機能ふせんにぜひ手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?