【「毎日、文房具。」が●●な人にすすめたい文房具】アイデアをキャッチし広げるファイル
仕事をしていてしばしば頭を悩ませること、それは……
「新しい発想やアイデアが出てこない!」ことです。
「新しいキャンペーンのアイデアが浮かばない……」「解決すべき問題はたくさんあるけれど、何から手をつければいいか、わからない……」「伝えたいことは決まっているのに、伝え方が決められない……」
同じような悩みをお持ちの方も、多いのではないでしょうか? 私も、いちビジネスパーソンとして“アイデアが湧き出る発想法”に関する書籍を読んでみたり、“有名なアートディレクターの真似事”をしてみたり、いろいろ試しましたが、なかなか難しいです。
「アイデアを生み出す方法」についてはまだまだ模索中ですが、12年間仕事を続けてきて、そして少ないながらもアイデアを出し続けてきて、ひとつ大切なことに気がつきました。
それは、「アイデアが舞い降りた時に、それをしっかりキャッチできることが大切。」ということです。
具体的にはアイデアが生まれそうになっている「時」または「場所」で、“いつでも”紙を広げてそのアイデアを書き出し、一度目に見える形でアウトプットをしてあげる、ということなんです。また、書き出したアイデアがさらに新しいアイデアを生む、ということもよくあります。ブレインストーミングをしている時に感じることもありますよね。
今回ご紹介するツールは、アイデアを「キャッチ」して、そこから「ふくらませる」ために最適な文房具です。
名前を「HINGE(ヒンジ)」といいます。
シンプルで使いやすいツール
「HINGE」は、A4のコピー用紙を持ち運ぶためのファイルのような文房具です。アイデアを「ひらめいた!」その瞬間に、クルッと開いて書き出すことができるツールです。
まずは外見から見ていきましょう。
非常にシンプルで無駄がなく、美しいです。ロゴは控えめに“ヒンジ”の部分にあるだけ。
また、外側の表面は革のシボのような不規則な模様が施されており、とても上品。
これだけで持ち歩いても様になるほど、シンプルでとてもかっこいいですね。
続いて、中を見ていきましょう。
片方には、紙を挟むスリットが設けられています。こちら側が筆記スペースですね。ここは大切な筆記スペースなので、外側のような表面加工はありません。マットで滑らかになっていて、とても書きやすいです。
スリットには、5枚くらいであれば予備の分を含めて紙を挟むことができます。また充分な硬さをもった素材なので、机のない場所でも下敷きのようにして、書くことができます。
反対側はサブポケットになっていて、最大で20枚ほどの紙を入れておくことができます。こちらにも予備の紙や、資料を挟んでおくことができますね。筆記時にはクルッと折り返すと、邪魔にはなりません。
“ヒンジ”部分の穴には、ペンのクリップを差すことができます。
キャップ式のペンであれば、キャップを穴のところに固定したまま、本体を外してすぐに書き出すことも可能です。
さらに、本体は130gととても軽量。ペンを差して数枚の紙を入れておいても、持ち歩くのに負担にはなりません。
コピー用紙を最大限に活かすツール
「HINGE」を開発したのは、現役のプロダクトデザイナーが協力して新しい商品を作る「idontknow.tokyo(アイドントノウ)」 というプロジェクト。彼らが物事を考える時に共通していたのが、A4のコピー用紙にアイデアを書くという習慣でした。
コピー用紙って、実はとても便利なツールなんですよね。大きな紙に自由に書くことができますし、ノートと違って後から順番を入れ替えたり別の紙と一緒にしたり、移動することも分類することも簡単。しかも手に入りやすい。「HINGE」はそんなA4のコピー用紙を最大限に活かすツールとなっています。
アイデアを出さなければいけない機会が多い方や、メモをたくさん取る方にぴったりな「HINGE」。本体を買ってしまえば、あとはコピー用紙を入れ替えて使うだけなので、とっても経済的です。
持ち運びしやすいA5サイズとA6サイズもラインナップしています。小さなカバンにも入りますので、女性にもおすすめ。お手頃価格ですので、是非一度お試しください。
こんなあなたにおすすめ!
・企画職の方
・たくさんメモを取る方
・アイデア出しのツールを探している方
【商品情報】
idontknow.tokyo「HINGE(ヒンジ)」価格1080円(A6)/1296円(A5)/1296円(A4)
【筆者プロフィール】
毎日、文房具。
2014年9月に創刊した文房具の魅力を紹介するウェブマガジン。文房具が大好きなライターたちが、良いと感じた文房具を厳選して紹介するほか、最近では文房具売り場のプロデュースやメーカーとのコラボ企画の運営など、活躍の幅を広げている。