文房具
2019/7/5 19:00

これは無性に欲しい…文具見本市ISOTで見つけた心がザワつく文房具

2.手間ヒマかけてレタスっぽさを追求したメモ

もうひとつ、食べ物モチーフの文房具として紹介したいのが、ジオデザインのメモ帳「東京書けるレタス」。こちらも一目で分かる、かなりピーキーな作りをした製品だ。

↑ジオデザイン「東京書けるレタス」972円(予価)/ISOT
↑ジオデザイン「東京書けるレタス」972円(予価)

 

会場内で、「なんかレタスそっくりのメモ帳がすごいらしいよ」というウワサは聞こえてきていたが、実物をジオデザインのブースで見るまでは、まさかここまで“レタス”だとは想像もできなかった。まぁ、びっくりするほどレタスである。

 

ビニール包装の中身は40枚のメモ用紙を束ねたものだが、一枚ずつ剥いていくと用紙もどんどん小さくなっていく、リアルなレタス感。さらに途中には虫食い跡のあるレタスがあったり、テントウムシが潜んでいたりするから油断がならない。

↑レタスを剥く(=メモをめくる)と、たまにテントウムシが。メーカー曰く「無農薬のメモなもんで……」/ISOT
↑レタスを剥く(=メモをめくる)と、たまにテントウムシが。メーカー曰く「無農薬のメモなもんで……」

 

ただ、メモを取るために一枚ちぎってみると、しわくちゃすぎて書き込みに躊躇するほど。もちろんこれはレタスっぽさを追求した結果だが、この紙に伝言を書いて他人に渡すには、ちょっと勇気が要りそうだ。

 

ちなみにこの「東京書けるレタス」、製造時にはひとつひとつ手作業で、メモの束を揉みつつ丸めてレタス型にしているとのこと。“レタス型のしわくちゃなメモ”という実用性皆無な製品を作る情熱はどこから来るのか! と驚きを隠せない。

 

たぶんそんなに数量作れないだろうから、店頭で見つけたら(この夏出荷予定)即買い推奨だ。

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