世界で最も有名な万年筆メーカーのひとつ、モンブラン社が創業110周年を記念したパーティー「MONTBLANC NIGHT 2016 Pioneering since 1906」が開催された。
![↑越中島桟橋に設けられたウェイティングスペース。ここから船で会場入りする](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-1-760x507.jpg)
スタートは夕刻、江東区の越中島桟橋より。なんとここからクルーズ船にて、パーティー会場まで案内するという。
![↑テント内ではシャンパンのサービスも](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-2-760x507.jpg)
モンブランの創業者であるエンジニアのアウグスト・エーベルシュタインと銀行家のアルフレッド・ネヘミアス、そして起業家のクラウス・フォスの3人が、創業の地であるドイツ・ハンブルグから大西洋を越えアメリカに渡る船旅の途中で、インク漏れのないコンバーター式万年筆のアイデアを練り上げたという逸話に基づいた趣向である。
![↑梅雨入りしたばかりで天候の不安もあったが、無事に出航](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-3-760x507.jpg)
お馴染みモンブラン・ホワイトスターの旗を掲げた船で初夏の隅田川をクルージング。船上では、ラジオパーソナリティのアラン・ジェイ氏ナレーションでモンブラン社の歴史を紐解くというサービス付き。
![↑ゆったりと隅田川をクルージング。この時点ではまだ会場の場所はシークレット](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-4-760x570.jpg)
15分弱の川下りを経てたどり着いたのは、日本橋。川沿いの和モダンな居酒屋を一日限りのモンブラン・クラブに改装したパーティ会場には、芸能人も多く詰めかけ、ラグジュアリーな雰囲気に。
![↑110周年記念モデルがあしらわれたドアをくぐって会場へ](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-5-760x507.jpg)
![↑記念モデル「Rouge et Noir(赤と黒)」をイメージした装飾](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-6-760x570.jpg)
川に面したテラス席からは、首都高にホワイトスターをプロジェクターで投影するなどでパーティーを盛り上げていた。
![↑テラス席からは、首都高のガードに投影されたホワイトスターマークが見える](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-7-760x570.jpg)
また、会場内のVIPルームでは、モンブラン100周年記念モデルとして先日発表されたばかりの「モンブラン ヘリテイジ コレクション Rouge et Noir(赤と黒)」コレクションを展示。
![↑ガラスケースで展示された110周年記念モデル](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-8-760x507.jpg)
これは1909年に発売された「Rouge et Noir」に現代的な解釈を取り込み進化させたもの。初代「Rouge et Noir」の時代に人気だった、蛇のモチーフが特徴のモデルだ。
![↑「モンブラン ヘリテイジ コレクション Rouge et Noir」](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-9-760x507.jpg)
さらに、チタン軸にホワイトゴールドの蛇をあしらった豪華な「Rouge et Noir Artisan Edition 110」も展示されていた。
![↑「Rouge et Noir Artisan Edition 110」](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-10-760x507.jpg)
パーティーでは、まずアラン・ジェイの呼び込みでモンブラン・ジャパンのマキシム・アラールCEOが登壇。
![↑大きな拍手の中で登壇](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-11-760x507.jpg)
![↑「マキシムです。ジェイソン・ステイサムじゃないですよ」と小ボケで笑いを誘うマキシムCEO](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-12-760x507.jpg)
日本の熱心なモンブランファンに感謝を述べるとともに、「今夜祝いたいのは、我々モンブランのパイオニア精神です。創業時の110年前と言えば、アメリカの自動車登録数が1000台以下の時代。モンブランはその時代から、伝統や文化を大切にしつつ、変化や挑戦を恐れずにいまを向かえています」と挨拶した。
さらにスペシャルゲストとして、俳優・草刈正雄の長女でダンサーの紅蘭と、モデルの敦士も登場。
![↑モデルの敦士(中央)と紅蘭(右)](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-13-760x507.jpg)
![↑父の日のプレゼントに、とモンブランをPRする紅蘭](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-14-760x570.jpg)
紅蘭は「もうすぐ父の日ですから、自分もモンブランの万年筆を父(草刈正雄)にプレゼントしようかな、と思っています」と語った。
壇上で揃っての乾杯のあとは、ミュージシャンで文筆家の菊地成孔によるDJプレイなどもあり、最後まで盛り上がったイベントとなった。
![↑DJブースに現れた菊地成孔](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-15-760x507.jpg)
![↑パーティー参加者に配られたモンブランのペーパーウエイト](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/06/20160610-a03-16-760x570.jpg)