イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。文房具の新作からロングセラーまでを知り尽くした菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた愛用の文房具とは?
夜勤ありのビジネスパーソンにおすすめしたい、
「ライフワークバランスを整える手帳」
私は毎年、手帳を複数冊購入します。「手帳は一冊で十分」と考えている方には驚かれると思いますが、スケジュール管理だけでなく目標管理や行動記録として役立ち、複数の手帳それぞれに役割があるのです。
2022年に、仕事とプライベートのバランスや睡眠時間の把握に役立った「ジブン手帳 DAYs mini」。これを2023年もリピートすることにしました。
「ジブン手帳 DAYs mini」とは、大人気シリーズ「ジブン手帳」の1日1ページタイプです。
コクヨ
ジブン手帳 DAYs mini 2023(B6スリム)
3200円(税別)
特徴は、日付と曜日が横軸に、時間軸がページ中央の縦軸に配置されている点。横軸は前後の日付と曜日がわかりやすく、縦軸のほうは24時間表示になっています。
時間軸は24時間均等にスペースが取られているので、夜間勤務や早出があるなど勤務時間が一定ではない仕事の方におすすめです。24時間軸を設けたタイプでも、早朝と深夜のスペースは小さく圧縮されている手帳もあるので、24時間が均等にスペースを取られていると夜勤でもしっかり書き込みができて便利ですよね。
1ページに仕事とプライベートの予定を対比させて記入
24時間軸を境に左右にスペースが分かれている「ジブン手帳 DAYs mini」。私は左側に仕事の内容、右側にプライベートの内容を書いています。
仕事の予定ばかりになっている時に家事が疎かになっていることに気付きやすく、仕事が進まずに落ち込んだ時には書き込んだ家事を見て「でも家事はこれだけやった!」と自分を励ましています。
約3mmの方眼罫になっており、30分刻みで細かく予定や行動を記入できます。仕事中に集中力がないなと感じた時には30分ごとに行動を変えて手帳に書き込み、気分転換のきっかけにしています。
月単位で目標や習慣の進捗を確認
また、毎月の頭にはその月の目標ややりたいことを書き込むページがあるため、月単位の目標を立てることができます。「今年はあれをしよう」という大きい目標ではなかなか進まない事も、毎月に分解すれば意外に達成できるものです。
マンスリーページも機能的です。月間のスケジュールを一目で見ることができるだけでなく、左端にはチェックボックス、下部にも書き込みスペースがあります。
よく見るとマンスリーページも約3mmの方眼罫になっていて、細かく綺麗に予定を記入できます。私はこのページをスケジュール管理ではなく買い物記録一覧にして無駄遣いを防いでいます。
マンスリーページの下部にはハビットトラッカーとして使えるスペースがあるため、毎日行う小さな目標を決めて、その目標を達成できた日にシールを貼っています。(いずれ書かなくてもそれが習慣になっていることが目標!)
他にも目標ややりたいことを書くリスト、振り返りページなど毎日を充実させるコンテンツがたくさんあります。
6か月ごとの2分冊で持ち歩きも楽
こんなにコンテンツが充実していると、重さを心配する方もいるでしょう。実はこの手帳、前半(1月~6月)と後半(7月~12月)の2冊に手帳がわかれているので、持ち運びも負担になりません。サイズは写真のminiタイプB6スリムとA5スリムタイプ(税別3800円)の2つから選べます。
手帳で運命が変わるかも!?
気が付くと一年が過ぎているという忙しい人にこそ、この手帳を使って毎日、毎月の目標を立てて振り返り、2023年の終わりには「今年は充実していたな」と前向きな気持ちで手帳を眺めて欲しいと思います。
マザー・テレサが言ったとされる有名な言葉をご存知でしょうか?
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
手帳は行動や習慣を見直す大切なツール。いつか運命を変えるかもしれません。