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スイス・ジュネーブを代表する世界最古のメゾン、ヴァシュロン・コンスタンタンより新作が発表されました。今年のSIHHでは知らされなかった直径36mmのパトリモニー・オートマティック、ホワイトゴールドケースは、すでに日本に入荷中。価格は278万円(税抜)です。
ウオッチシーズンの幕開けとなるSIHH 2018が1月15日から19日にかけ、スイス・ジュネーブで開催されました。国際高級時計見本市と銘打つだけに、その動向は業界の1年を占うに十分。出展数は前年の30ブランドから35ブランドに増え、とくにエルメスがバーゼルワールドから移るなど話題性も盛り沢山なイベントとなりました。そのなかで注目したブランドの新作と方向性について、ライター柴田 充さんがお伝えします。
国際高級時計展(SIHH)は、毎年スイス・ジュネーブで行われています。“時計の街”とも呼ばれるこの国際都市で260年以上も経営を続けてきたヴァシュロン・コンスタンタンは、同じジュネーブを拠点とするパテック フィリップ、オーデマ ピゲと合わせて“ジュネーブ御三家”と呼ばれています。そんな高級時計界でも別格の雲上ブランドの最エントリーモデルを擁する新コレクションが、今年リリースされます。