これは無性に欲しい…文具見本市ISOTで見つけた心がザワつく文房具

ink_pen 2019/7/5
  • X
  • Facebook
  • LINE
これは無性に欲しい…文具見本市ISOTで見つけた心がザワつく文房具
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

3.面倒な軽減税率計算がラクラク

この秋以降の経済界最大のトピックといえば、10月1日から施行される消費税増税と軽減税率制度だろう。特に飲食店などでは、店内のイートインは10%なのにテイクアウトにすると8%、と複数の税率が適用されるため、いちいち計算がややこしいことになること間違いなし。

 

しかし、そういう困りごとを便利に解決するのが、文房具の本分である。

↑カシオ計算機「軽減税率電卓 JF-200RC」オープン価格(実売3000円前後)/ISOT
↑カシオ計算機「軽減税率電卓 JF-200RC」オープン価格(実売3000円前後)

 

カシオ計算機の「軽減税率電卓」は、その名の通り、いち早く軽減税率制度に対応して6月に発売となった電卓だ。

 

最大のポイントは、メモリーキーの上段に配置された税計算用ボタン。「税込1」「税抜1」「税込2」「税抜2」「税計算合計」と5つのボタンが並んでおり、それぞれ10%と8%、2つの税率が素早く計算できるようになっている。

↑税率が混在する中から10%で計算した合計値だけを表示、などもボタン一発/ISOT
↑税率が混在する中から10%で計算した合計値だけを表示、などもボタン一発

 

しかも、例えば「200円(税10%)+450円(税8%)+550円(10%)」のような2つの税率が混在する計算も、それぞれの価格に税をプラスしつつ合算でき、さらには計算中の10%・8%の商品の税込金額・税抜金額・税額のみを、それぞれ表示するということも可能なのだ。

 

なにより、表示変更もそれぞれの税率ボタンを押すだけなので、操作が非常に直感的というのが素晴らしい。すでに複数の税率に対応した電卓は各メーカーから発表されているが、ここまでの多機能をシンプル操作で実現させるのは、さすがカシオ! といったところだろう。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で