今冬は国産、輸入車メーカー問わず雪上・氷上でのメディア取材会が数多く開催された。その振り返りとして、スバル、ジャガー&ランドローバー、日産の雪上試乗会をプレイバックする。「もう春が来ちゃうよ!」とお思いの方、雪上で安心・安全度ということは、オンロード走行性能も高いということ。スバル編に続き、ランドローバーのレンジローバー編をお届け!
老舗ブランドはいかなる路面でも心地良さが揺るがない!
近年、ランドローバーはオンロード性能の進化が著しい。しかし、4WDのメリットが生きる環境に持ち込めば、その頼もしさは相変わらず絶大。滑りやすい路面での扱いやすさ、快適性の高さはまさに老舗ならではで、プレミアムなレンジローバー系ともなれば、その魅力も一層際立つ。
今回試乗したのは走りが自慢のレンジローバー スポーツだが、いかなる路面でも外界と隔絶されたかのような心地良さはまさにレンジローバー。積極的に操れば上写真のような姿勢を作ることも容易だが、その本分が入念な作り込みに裏打ちされた上質さにあることは紛れもない事実。クルマ好きなら、一度は味わっておきたい世界なのは間違いない。
【レンジローバー スポーツをチェック!】
走りは車名の通りスポーティ
レンジローバー スポーツは上質な内装や悪路走行後でも乗り手の足元を汚さないボディデザインなど、伝統のブランドらしい作り込みが魅力。取材車は510PSを誇る上級グレードのオートバイオグラフィだった。
【レンジローバー イヴォークをチェック!】
タフな環境にも対応する走破性
レンジローバーでは末弟になるイヴォークだが、悪路走破性はトップレベル。並みのSUVでは躊躇するような場所にも自信を持って踏み込める。
【URL】
ランドローバー http://www.landrover.co.jp/
レンジローバー スポーツ http://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-sport/
レンジローバー イヴォーク http://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/
撮影/宮越孝政