「あおり運転」とは、前方の車両に対して車間を極端に詰めたり、並走しながら幅寄せしたりする迷惑行為のこと。これによる事故やトラブルが多発し、社会問題となっています。もし被害者となったときに証拠として利用できる可能性があるのが、ドライブレコーダーの映像です。万一の事態に備えて、ドラレコの導入を検討してみましょう。
コムテック
ZDR-015
実売価格2万7800円
前後カメラを同梱し、いずれもフルHD解像度の映像を撮影できます。HDR/WDRに対応したことで、白トビや黒つぶれ、逆光にも強いのが特徴。6つの安全運転支援機能を備えるほか、カーナビのGPS受信や地デジ受信への影響を抑えるノイズ対策も万全です。
【録画:約200万画素/画面:2.8インチ液晶/レンズ画角:水平115°/GPS:搭載】
2.8インチのモニターに撮影映像を2画面表示可能
フルHD撮影に対応する2つのカメラで前方と後方の映像を同時に記録できる本機は、あおり運転対策として心強い一台。前後カメラの映像はスイッチひとつで切り替えられ、後方映像をワイプとして2画面表示することも可能です。モニターのサイズは2・8インチと大きめで、視認性も上々。
専用のビューワソフトを使えば、撮影した映像をPCで確認できます。Gセンサーの作動状況や、走行軌跡も合わせて表示されるのが面白いです。駐車監視では最大12時間の録画に対応。ただし別売のキットが必要で、配線には手間がかかります。
【設置イメージ】
■フロント
■リア
■夜間
【AV&自動車評論家・会田 肇さんの評価】
画質:4
機能性:4
操作性:4
コスパ:3
【総合評価:B】2カメラでも扱いやすく昼夜を問わず画質が安定
「前後シーンを確実に捉え、扱いやすさも上々。昼夜を問わず安定した画質も及第点だ。価格は少し高くなったのがネックかも」(会田さん)