本当にコスパの高いアイテムを様々なジャンルで紹介するコーナー。今回は、カーナビやドラレコなどのカー用品カテゴリのオススメを紹介します。プロがオススメモデル4台を選びました。
【解説する人】
ライター 並木政孝さん
自動車雑誌編集長を経てフリーランスで活躍しています。自動車だけでなく、バイクや自転車にも精通しています。
【その1】スピーディな目的地検索や常に更新される渋滞回避ルートが便利
パナソニック CN-G1200VD
実売価格6万4080円
ダッシュボードへ手軽に取り付けられる、7V型モニター搭載のカーナビ。ポータブル型として初めて、高速道路での逆相検知警告機能を搭載しました。「VICS WIDE」で取得した交通情報を基に、最適な渋滞回避ルートをリアルタイムで案内します。
快適で高精度のルート案内はスマホアプリじゃ味わえない!
「カーナビはスマホアプリで十分」という人も多いですが、やはりユーザービリティや精度では専用機に適いません。本機は、手ごろな価格でそれを実感できます。
目的地設定では、略称や完全一致していない名称を入力してもヒットするのがうれしい。タッチレスポンスや検索速度も速く、ストレスがありません。ルート探索では、広い道路で案内する「道幅優先」を選べ、初めて行く場所でも安心です。走行中のタクシーなどからも最新の交通情報を得て、より高精度で渋滞を回避できるのがありがたい。
また、スマホアプリでは電波環境が悪いと自車位置を見失うことも。「Gロケーション」を搭載する本機では、トンネル内や高架下を走行中も不具合が起きませんでした。
【その2】逆走警告機能を備えた5V型モニターモデル
パナソニック CN-G520D
実売価格3万8210円
より手軽に設置できる5V型モニター搭載モデル。CN-G1200VDと同様に、高速道路の逆走検知警告機能を備えました。悪条件下でも自車位置を正確に捉える「Gロケーション」に対応します。
【その3】ChromecastやFire TV Stickを挿して車内で多彩な映像コンテンツを満喫
ケンウッド DPV-7000
実売価格6万9120円
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するカーアクセサリー。スマホ画面をキャストして、通話やカーナビアプリの利用、音楽再生などの操作を運転しながらでもスムーズに行えます。ChromecastやFire TV StickをHDMI端子に挿せば、様々な映像コンテンツを視聴可能です。
【その4】広角140°&明るいレンズを備えフルHD/60pの高画質で記録
Papago GoSafe 30G
実売価格1万2480円
フルHD/60pの鮮明かつ滑らかな画質で記録可能。レンズは140°の広角で隅々まで押さえられ、F1.9と明るいため夜間にも強い。速度制限標識を表示するほか、走行車線をはみ出したときや、前方車両との車間距離が狭くなったときに警告する安全運転機能も秀逸です。
車線はみ出し警告などの安全運転機能もうれしい!
文/酒井麻里子、きだてたく、中山秀明、永山昌克、並木政孝、平島憲一郎
撮影/高原マサキ(TK.c)、我妻慶一