【天鉄展レポート⑦】時刻表こだわり派はこのコーナーに大満足
鉄道ファンの中には時刻表を見るのが大好きという人も多い。そんな人におすすめなのが、「時刻表インスタレーション&鉄道現代史映像ギャラリー」。1964年、JTBがまだ交通公社と呼ばれていた時代から、JRとJTB2社が出版している現代まで、時刻表の表紙がずらりと並ぶ。
表紙を見ると、その時代模様が見えてくる。現在の時刻表は、列車の写真を中心にしたものが多いが、1980年代の時刻表を見ると、駅前だったり、ホームを歩く親子の姿だったり、駅のベンチに座る子どもが主役となっていたり、と鉄道の旅の楽しさを、伝えようという意識が強かったことが分かる。
【天鉄展レポート⑧】“ママ鉄”向けには絶品スイーツがおすすめ
天鉄展にはレストランやカフェも用意され、ひと休みに最適だ。中でも「天空駅カフェ」(館内の「Café THE SUN」が特別仕様に)のメニューがおもしろい。鉄道にちなんだメニューが勢揃いしている。とくにオリジナル・デザートはスイーツ好きにお勧めだ。写真で紹介しよう。
注目はこうしたスイーツだけではない。ご当地うどん(1000円)として、宇高連絡船のデッキで販売されていた「めりけんやうどん」(前期に販売)や、広島駅1番ホームで営業をしていた驛麺屋(えきめんや)の「カープ応援うどん」(後期に販売)。さらに天空駅そば(980円〜1000円)は「鉄」と刻まれた海苔のトッピングがおもしろい。いずれも1日、限定30食なので早い者勝ちだ。
さらに天空駅オリジナル駅弁「ドア弁」も販売される。日本全国のご当地メニューを6品用意(650円〜1030円)。そのうち2種を選び、鉄道にちなんだオリジナルパッケージで提供される。
ほかにドリンクは、懐かしのヘッドマーク入りカフェラテ「ヘッドマークラテ」(850円)や、1号機関車の煙突をドリンクで再現した「機関車煙突ドリンク」(1080円)が用意される。どのメニューも、鉄道ファンにとっては食べて飲んで楽しめるメニューとなった。
さらに同フロアの「Restaurant THE MOON」では、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」で提供されるランチ(6800円)とディナー(1万円)がそれぞれ1日限定10食提供される。
同レストランでは「横川駅のおぎのやのそば」(1000円)も用意される。こちらは限定30食だ。おぎのやのそばには、冷凍みかんや、ポリ茶瓶に入ったお茶も付けられる。これでかつての信越本線の旅気分が満喫できるわけだ。
【天鉄展レポート⑨】天鉄展は子ども連れで訪れても大丈夫!
展示は大人向けばかりではない。子どもたちも楽しめるコーナーが用意されている。記念撮影が楽しめる「アンパンマン列車」のコーナーや、プラレールのコーナー、そして“列車変形”の玩具の展示も行われる。
さらに人気の「電車でGO!!」は複数台が用意されている。
ほかグッズコーナーでは、限定グッズや全国の名物駅弁なども販売される。原稿で紹介しきれなかったことも多い。老若男女を問わず楽しめる天鉄展。ぜひとも自分のお気に入りの展示コーナーを見つけていただきたい。
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