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2020/12/28 18:45

見た目は完全にバイク、でも正体は電アシ! クールすぎるSUPER73「SG1」に試乗レビュー

SG1のディテールをさらに深堀り!

アシスト用のモーターは後輪の軸(ハブ)に一体化されています。アシストはeco、tour、sportの3段階に切り替え可能で、アシストを使って走れる距離は60〜70km(路面状況や走り方によって異なる)とのこと。バッテリーは車体から取り外して充電することができます。充電時間は3〜4時間。

↑リアホイールのハブ部分にモーターを搭載。出力は250Wで、変速はないシングルスピード

 

↑バイクならエンジンがある部分はスッキリしていて何もありません

 

SG1の重量は32kg。電動アシスト自転車としてはかなりの重量級です。最大積載量は125kgなので、乗り手+荷物くらいの重さは余裕ですが、自転車なので2人乗りはできません。ハンドル幅が63.5cmあるので、厳密には歩道を走れる“普通自転車”の枠は超えています。

↑重量のある車体をしっかり止めるため、制動力の高いディスクブレーキを前後に装備

 

↑ブレーキは油圧式なので、少ない力で止められてコントロール性も高い

 

↑ハンドル形状もバイクを思わせるもので、ライディングポジションはアップライト

 

そのデザインから、バイク乗りの人が近所の足として購入することも多いというSUPER73 SG1ですが、最近はルックスのインパクトに惹かれて購入するアパレル関係者や若い人も増えているとか。電動アシストがあることから、通勤に使っている人も少なくないそうです。電動アシスト自転車というとママチャリ的なモデルのイメージが強いですが、このデザインなら乗ってみたいという人も多そうですね。

↑前後フェンダーやサイドスタンドも装備されているので街中での使い勝手も良さそう

 

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