エンタメ
2022/9/17 10:30

映画やアニメの登場人物になった気分で名シーンを堪能できる世界観再現テーマパーク

2022年下半期に開業する話題必至のテーマパークや、注目度の高いアトラクションをまとめて紹介。いずれも多彩な空間演出により、いつまでも色褪せない名作の世界を体感できる。心に残る名シーンが蘇るはず!

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

モノ知りインフルエンサー

トラベルライター

加藤 愛さん

旅の編集・ライター歴19年。地酒や温泉を求め全国各地を訪れる。テーマパーク取材後は万歩計チェックが毎度の楽しみ。

 

誰もが知る作品を再現したアトラクションが続々誕生

人気の映画やアニメの世界を再現した施設が、今秋から2023年にかけて続々とオープンする。ジブリパークや東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」は長年開業を待ちわびているファンも多く、最新情報が出るたび話題の的に。どの施設も、作品世界への没入感が注目ポイントだ。

「物語に登場する建物や街並みの忠実な再現だったり、代表的なシーンを圧倒的なスケールの映像演出で体感できるアトラクションだったり、表現方法はそれぞれ異なりますが、どの施設にも妥協を許さないこだわりを感じます。ファンはもちろん作品を観ていない人でも楽しめるはず!」(加藤さん)

日常から離れた別世界を体験できる場所として、幅広い層の人気を集めることになりそうだ。

 

ヒットアナリティックス

数年に一度の大規模なプロジェクトで話題性十分

ジブリパーク、東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」はプロジェクトの規模が大きく、開業時には多くのメディアに取り上げられる。作品の根強いファンに加え、トレンドに敏感な層やファミリー層など、老若男女の注目を浴びてヒットすること間違いなし。

 

【その1】 史上に残る名作が現実世界に!第1期は3エリアが開園

(C) Studio Ghibli

【公園施設】

2022年11月オープン

ジブリパーク

入場料平日2000円、土日祝2500円(ジブリの大倉庫)、1000円(青春の丘、どんどこ森)

「愛・地球博記念公園」内に誕生する、スタジオジブリの世界を表現した公園施設。全5エリアで構成され、11月1日には「ジブリの大倉庫」をはじめとした3エリアがオープン。大きなアトラクションや乗り物はなく、自分の足で歩きながら作品の世界観を体験できるのが特徴だ。日時指定かつエリアごとに予約が必要なので要注意。

(住) 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内

 

【2022年オープンエリア】

ジブリの大倉庫

常設・映像展示室をはじめ、ジブリの秘密が詰まった大倉庫。イラストの「ネコバスルーム」では、子どもたちが「となりのトトロ」の世界に入って遊べる。

 

青春の丘

平成初期の住宅街をイメージ。丘の上には「耳をすませば」に登場する「地球屋」が。「猫の恩返し」の「猫の事務所」も“猫サイズ”で再現。

 

どんどこ森

「サツキとメイの家」に入って「となりのトトロ」の世界へ。裏山には散策路が整備され、キャラクターを模した木製遊具「どんどこ堂」もある(子どものみ利用可)。

 

【ココに没入!】 作品の世界を表現した建物の数々に圧倒される!

宮崎吾朗さんが制作現場を指揮した、スタジオジブリの最新作ともいえる公園施設。作品の世界を大切にしながら表現された建物は、ジブリファンなら必ず圧倒される!

 

 

【その2】 模型など制作資料の展示でジブリパークの秘密を公開

【展覧会】

開催中〜2023年9月24日

ジブリパークの全容がわかる!!

ジブリパークとジブリ展

観覧料1500円

ジブリパークがどのように生み出されたのか、宮崎吾朗さんによる数々の制作資料を公開し、展示内容の一部を紹介する特別展。長野県からスタートし、愛知・熊本・兵庫・山口県の会場を巡回する。大人も乗れる特別な「ネコバス」をくぐり抜けて会場へ。

 

↑ジブリパーク「ジブリの大倉庫」に登場する「にせの館長室」の制作イメージ図
(C) Studio Ghibli

 

【その3】 3つのディズニー映画を再現し新開発のアトラクションも期待大!

(C) Disney

【テーマポート】

2023年度開業予定

東京ディズニーシー(R)

ファンタジースプリングス

1デーパスポート7900〜9400円

「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材とした3つのエリアとディズニーホテルで構成される、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。アナとエルサのアレンデール王国や、ラプンツェルの塔やネバーランドの海賊船などが表現され、各エリアのアトラクションやレストランも含めてゲストを物語の世界へと誘う。

 

↑総開発面積は東京ディズニーシーのなかで最大となる約14万m2

 

↑入口でゲストを迎える泉。日中の眺めはもちろん、幻想的な夜の風景にも期待が高まる

 

↑ネバーランドを冒険できる「ピーター・パン」エリア。レストランと2つのアトラクションを用意する

 

【ココに没入!】 日本オリジナルのアトラクションで映画の世界を再現

“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマに、4つのアトラクションやホテルなどを新たに開発。「塔の上のラプンツェル」エリアでは、映画のクライマックスシーンが圧倒的なスケールで展開される。

 

【その4】 “呪力”を全身で体感!人気アニメの世界に浸る

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【アトラクション】

2022年9月〜期間限定

テレビアニメ「呪術廻戦」×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

1デイ・スタジオ・パス8400円〜

大人気TVアニメ「呪術廻戦」がユニバーサル・スタジオ・ジャパンに初登場。人間の負の感情が呪いとなってはびこる世界で呪霊に立ち向かう主人公・虎杖悠仁たちの戦いを、卓越したスケールとクオリティで新アトラクションとして再現する。子どもから大人まで楽しめる多彩なプログラムも登場し、作品の奥深い世界を体感できる。

 

【ココに没入!】 段違いの臨場感とクオリティで作品の魅力を体感

TVアニメ「呪術廻戦」と初コラボ。目前で繰り広げられる虎杖たちと呪霊の壮絶な戦いの世界を、圧倒的な臨場感で再現。人気キャラクターのみなぎる“呪力”を全身で感じながら「呪術廻戦」の世界に入り込める。