ロボット掃除機に配膳ロボット……。身近なところでもよく目にするこれらのロボットに加えて、スーパーではリアルタイムで在庫チェックを行う自動ロボットが導入されることになりそうです。

米国で2700以上の店舗を展開する大手スーパー「クローガー」。そのうち、オハイオ州の35店舗でいま試験導入されているのが、在庫確認ロボットです。
店内の商品棚と同じくらいの高さの細長いスマートなロボットが店内を巡り、ゆっくり移動しながら商品棚に青いセンサーの光をあてていきます。どうやら、これだけで商品棚に、どの商品が、いくつ並んでいるのかをカウントしているよう。それらが即座にデータ化され、あっという間にリアルタイムで在庫確認ができるシステムみたいです。

クローガーはこのロボットについて詳細を発表していませんが、ロボットの導入で、商品が不足したり売り切れになっていたりする棚を即座に把握して、在庫補充を行うことができるとのこと。日本も米国も人員不足が問題となるなか、限られたスタッフで効率的に働き、顧客満足度を上げるには、こんなロボットの存在が欠かせなくなるかもしれません。
クローガーの創業者であるバーナードさんにちなんで、「バーニー」と名付けられたこのロボットには、名札とともに「人の写真を撮ったり、顧客の個人情報を記録することはない」とメモが貼られているそうです。
【主な参考記事】
USA Today. Kroger’s new test robot, ‘Barney’, checks prices, shelves for missing items. March 13 2025
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