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2018/9/10 17:00

スーツケースがベビーカーに早変わり!? 子連れ旅行を超ラクにする「バッグライダー」

「子どもが生まれても海外旅行へ行きたい!」

 

そう思うパパママは世の中にたくさんいるかもしれません。しかし子連れ旅行というのは、実際にはとても大変です。国際結婚した筆者には3歳になる子どもがいますが、飛行機移動は毎回苦労の連続。特に抱っこ紐が外れ、自分で歩きたがるようになってからは負担が増すばかり。どうにかならいか、といつも思います。

 

そこで最近見つけたのが「Mountain Buggy bagrider」。斬新なアイデアで子連れ旅行を楽にしてくれるアイテムなのです。旅行好きのパパママは要チェックですよ。

 

Mountain Buggy bagriderとは?

Mountain Buggy bagriderとは、スーツケースとベビーカーが合体した一台二役のアイテムです。通常スーツケースは2輪ですが、本製品はハンドルにクッションシートが取り付けられており、補助輪を出すと4輪のベビーカーに変身。子どもが自分で座れるようになる9か月ごろから、15kgになるまで(3歳ごろ)長く使えます。

 

シートの後ろ側にはメッシュポケットがついており、スマホやチケットなど細々したものを入れられます。メッシュなので見やすいうえ、すぐに取り出せるので便利。スーツケースも35Lと大容量(約 H51×W38×D25 cm)。内部に仕切りもあり、スーツケースとしての機能も十分果たしています。

機内持ち込みも可能なので、子どもを乗せたまま席まで行けます。これは意外と大事なこと。通常のベビーカーの場合、搭乗ギリギリまでは乗って行けますが、機内持ち込みができません。乗り込む前にベビーカーから荷物を下ろしてたたんでいる間に子どもは早く飛行機に乗りたくて走り出す、というヒヤリな状況を筆者は何度か経験しました。荷物と子どもを抱えて席までたどり着くのも一苦労です。

 

しかし、bagriderの場合は、このような苦労もありません。さらに、乳幼児とその保護者は優先搭乗を希望すれば、一般搭乗者よりも早く飛行機に乗ることができるので、焦ることなくゆっくり移動できるのです。

 

簡単な使い方&安心設計

bagriderは、耐久性がありながらも軽量なナイロンプラスチックで作られています。ブラックでシンプルなデザインなので、パパが使うにもいいですよね。

 

使い方も簡単。まずスーツケースのハンドル部分を伸ばしてクッションシートをつけます。次に「バッグライダーモード」と「キャビンバッグモード」を切り替えるためのダイヤルを回して補助輪をセット。この補助輪のおかげでスーツケースが4輪となり、安定したまま動かせるのです。バッグライダーモードでダイヤルがロックされるので、走行中に補助輪が閉じてしまうということもありません。

 

最後に子どもを乗せて、シートベルトを取り付けます。5点ハーネスは長さの調節も可能。しっかりと留められるので、ハーネスがずれることもなく子どもの身体にぴったりとフィットします。他のベビーカーのようなタイヤロックはありませんが、4輪で安定して置けるため、チケットや入国の手続きなどの際は、とても便利だと思います。

 

bagriderを製造販売しているのは、有名セレブからも人気の高いMountain Buggy。高品質で機能性、デザイン性も高いのが人気の秘密です。世界の安全基準を上回る独自テストも行っていますが、この会社の高級ベビーカーは2015年にドイツの国際的なプロダクトデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しています。


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