短時間でクルマをきれいにしてくれる洗車機。便利な存在ですが、大切な愛車にダメージを与えることも……。米国では最近、洗車機を利用したらフロントガラスが大破して、修理費用に400万円以上かかったという男性が現れました。
コロラド州デンバーに住む男性は、洗車機での体験をTikTokに投稿。どこにでもある一般的な洗車機を利用しただけなのに、大切なクルマのフロントガラスが粉々になってしまった場面を紹介しています。
洗車の様子を店の映像カメラで見ていたところ、最初はクルマが順調に洗車レーンに入っていったのですが、途中で回転していたブラシが大きな音とともに停止。ゆっくり前進していたクルマもストップしてしまったのです。
どうやら、後部に取り付けていた自転車用のラックが洗車ブラシに引っかかり、それによって洗車ブラシがぐるりと回転して、フロントガラスに対して垂直に当たるようになってしまったようです。
その結果、洗車ブラシがぶつかったフロントガラスの上部は陥没するように穴があき、クルマの内部には粉々に割れたガラスの破片が散乱。クルマは大ダメージを受けたのです。
洗車機で起きた予想外の散々な体験ですが、さらに驚いたのがその修理費用。この男性はフロントガラスの修理代を3000ドル(約43万円※)程度だろうと思っていたとのこと。しかし、修理工場から出された見積額はその10倍の3万ドル(約430万円)。修理工場が損傷を受けた部分を次々に見つけ出し、修理代金が跳ね上がったそうです。
※1ドル=約145.3円で換算(2023年8月18日現在)
ただし、この男性は今回の体験について、洗車機の会社に腹は立てていないそう。対応してくれている担当者がとても協力的で、代車としてレンタカーを手配し、修理の全額を支払ってくれるとのこと。
「最初は少し動揺していたけど、今は早く自分のクルマを返してもらって、全て終わりにしたいと思っているよ」と話しています。
@b_stott26 Almost died in the carwash ?#carwash #fyp #fullsend #monday #sad #storytime ♬ Oh No – Kreepa
【主な参考記事】
Need To Know. Lad drives into car wash and ends up with broken windshield – and £23,000 repair bill. Aug 16 2023