ここでは、上半期に売れたモノ・話題になったコトを「日用品」カテゴリから総ざらいしていこう。圧倒的な低価格を実現した「ワークマン キャンプギア」や、不動の人気を誇るAOKIの「アクティブワーク」の新作など、注目アイテムが目白押し。今回は「ワークマン キャンプギア」を紹介。
※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。
ワークマン キャンプギア
SG基準対応のソロテントが5000円切りの衝撃価格!
【キャンプギア/2022年2月発売】
ワークマン
BASICドームテント1人用
4900円
耐水圧約2000mmを誇る、SG基準対応のソロテント。クロスポールタイプの吊り下げ式を採用し、1人でも簡単に設営できる。ダブルウォール仕様のため、結露が発生しにくく過ごしやすい。前室が作れるキャノピーポールが付属。
高い難燃性を備えた組み立て式のローチェア
【キャンプギア/2022年2月発売】
ワークマン
燃え広がりにくいローチェア
1780円
シートに焚き火の火の粉が飛んでも燃えにくい加工を施した、組み立て式ローチェア。座面と地面の距離が近く、足を伸ばしてゆったりと座れる。付属する収納袋は、脚のフレームに引っ掛けてちょっとした小物入れとして活躍。
密を避け、自然のなかで非日常を味わえるアウトドア人気が加速している。そんななか、高機能ウエアを多く取り扱うワークマンがアウトドア市場に本格参入。2月下旬に公式通販サイトで発売直後、約4万人が同時にアクセスできるサーバーが一時ダウンした。その後も順調に売上を伸ばし、3月期の売上高は過去最高に。
この好調を陰で支えているのが、アウトドア業界のインフルエンサーとして活躍し、キャンプギアの開発にも携わるアンバサダーたちだ。キャンプに精通し、消費者にも近い“プロ”と組むことでユーザーのニーズを的確に吸い上げ、満足度の高い商品に昇華させた。さらに、SNSで多くのフォロワーを持つアンバサダーたちの拡散力を生かしたのも大きい。
そして、業界の常識を覆す圧倒的な低価格。作業服で培った技術をキャンプギアに応用し、生産コストを抑えることに成功した。例えば「BASICドームテント1人用」は、セカンドテントとしても申し分のないスペックを備えながら、5000円以下の価格を実現。安さと性能で客層を広げ、発売2週間で1万個以上を売り上げた。また、用途を選ばない仕様が注目を集め「燃え広がりにくいローチェア」も6万個以上を販売。新製品も続々と登場しており、人気にますます拍車がかかりそうだ。
【ヒットの裏付け】20万人がアクセスし一部商品は即完売!
低価格ながら扱いやすいとキャンプ初心者や女性を中心に話題。公式通販サイトで発売直後20万人がアクセスし、「BASICドームテント1人用」は2週間で1万個以上が売れた。製造数の少ない商品は数分で完売。
コレも話題に!
#ワークマン女子
イグジットメルサ銀座店
住所:東京都中央区銀座5-7-10 中村積善会ビル 5F
ウィメンズやメンズの洋服、キャンプギアなどを揃える「#ワークマン女子」が、東京・銀座に上陸。オープン初日は、平日にもかかわらず多くのユーザーが詰めかけ、40分待ちの入場規制が敷かれるなど注目の高さを窺わせた