2万円台の炊飯器でこの味が出るか…! シャープの新キッチン家電群「PLAINLY」のコスパに驚いた

ink_pen 2019/12/24
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2万円台の炊飯器でこの味が出るか…! シャープの新キッチン家電群「PLAINLY」のコスパに驚いた
近藤 克己
こんどうかつみ
近藤 克己

1966年生まれ、福島県出身。大学では考古学を専攻。主に生活家電を中心に執筆活動する家電&デジタルライター。レビューや検証記事では、オジさん目線を大切にしている。得意分野は家電流通・家電量販店。趣味は、ゴルフ、ギター、山登り、アニメ、漫画、歴史、猫。

実際に食べてみたら、中級モデルに匹敵する味に驚いた

実際に食べてみると、「しゃっきり」モードで炊いたごはんで作ったおにぎりは硬めで、米粒の形を感じながら食べることができます。味はさっぱり系ですが、噛むとモチモチしています。

 

一方、「ふっくら」モードのご飯は柔らかめですが、べちゃっとはしておらず、米粒の食感はキープ。食感はつるつるしており、噛むほどに甘味が出てきます。「しゃっきり」とは明らかに味が異なり、甘いご飯が好きな人には「ふっくら」モードがオススメですね。

↑「しゃっきり」ごはんはおにぎりによく合います。口の中でぱらっとほぐれてお米の形を感じることができます。個人的にはこの食感と味が好みです

 

↑「ふっくら」ごはんは柔らかめで、噛むほどに甘味が増していきます

 

なお、価格を抑えるために圧力方式は非採用で、強い“もちもち”感のあるご飯は炊けませんが、この価格帯(3合炊きで実売予想価格2万3000円・税別/発売中の5.5合炊きで実売価格2万5080円)でこの食感・味は正直、驚きました。個人的な感想ですが、中級モデルにも引けを取らない食感・味だと感じます。

 

シャープではPLAINLYシリーズを一人暮らし用とは定義していませんが、冷蔵庫とレンジの容量的には単身または二人世帯にマッチしています。しかし、炊飯器は5.5合炊きモデルも用意されているので、ファミリーユーザーにもオススメできます。お手ごろ価格でご飯にこだわりたい、という人にはPLAINLYは注目です。

↑3合炊きの炊飯器 KS-HF05Bを手にする下澤さん

 

【ギャラリー】

 

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