春の運動会シーズンに向けてカメラを吟味している人も多いのでは? この記事では走る子どもの姿をキレイに記録できる3モデルをピックアップしました。高速AF&連写や4K動画からの切り出し機能などを活用して、わが子の勇姿を美しく記録しましょう。
一眼レフならAF&連写が高速なニコン D500で万全!
動く被写体を撮る際は、ピンボケとブレ、構図のズレに注意。D500なら、高速なAFと連写、高感度でこれらを防げます。
ニコン
D500
実売予想価格34万200円(16-80VRレンズキット) 4月28日発売
【センサー:APS-Cサイズ2088万画素】
【シャッター速度:30~1/8000秒、バルブ】
【ISO感度:50~1640000】
【動画:4K/30p】
AFが速く、しかも画面の広い範囲で機能するのが魅力。約10コマ/秒と連写性能も秀逸で、感度も増感でISO1640000と超高感度にも対応します。動く被写体でもピンボケやブレを防ぎ、決定的な一瞬が狙えます。
AF測距点が左右に広く分布。広範囲で機能します。
グリップが深く持ちやすいのが特徴。質量はボディ+SDカードで実測836gでした。
↑作例写真(β機で撮影)。バスケットボールを楽しむ子どもを連写しました。ISO1600に感度を上げ、シャッター速度1/1000秒でシャープな写りになっています。(撮影/吉森信哉)
小型・軽量重視ならミラーレス一眼のソニー α6300がオススメ!
軽量を重視するなら、ミラーレスが狙い目です。α6300は、高速な像面位相差AFを採用するうえ、連写も最高11コマ/秒と秀逸!
ソニー
α6300
実売価格15万2650円(16-50㎜レンズキット)
【センサー:APS-Cサイズ2420万画素】
【シャッター速度:30~1/4000秒】
【ISO感度:100~25600】
【動画:4K/30p】
最高11コマ/秒の高速連写を実現した、軽量&コンパクト設計のミラーレス一眼。像面位相差AFを採用し、425点の測距点が画面のほぼ全域に配されるため、ピンボケが防げます。
連写を「Hi+」にすると、約11コマ/秒で撮影できます。
ボディとレンズ、SDカードの実測で520g。グリップ性も高いです。
↑作例写真。走る子どもを200㎜レンズで狙って撮影しました。ライブビューを見ながらでも8コマ/秒の高速連写で被写体を追えます。(撮影/吉森信哉)
「4Kフォト」対応のコンパクトパナソニック LUMIX TX1なら一瞬を逃さない
決定的瞬間を押さえるには、「4K動画からの切り出し」という方法も有効です。LUMIX TX1なら30コマ/秒動画から切り出せます。
パナソニック
LUMIX DMC-TX1
実売価格9万2610円
【センサー:1型2010万画素】
【シャッター速度:60~1/16000秒、タイム】
【ISO感度:80~25600】
【動画:4K/30p】
撮影した4K動画から静止画を切り出す「4Kフォト」に対応。レンズは250㎜相当までの望遠で、運動会などの撮影でもアップで狙えるのが魅力です。
「4Kフォトボタン」を搭載。決定的瞬間を逃しません。
ボディ+SDカードの実測の結果は309g。片手でも手軽に扱えます。
街なかを走る人を「4Kフォト」で撮影した作例写真。ほぼ同じ画素数で画面比を変えられるので、一眼と同じ3:2で撮りました。(撮影/吉森信哉)
【URL】
D500 http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d500/
α6300 http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6300/
パナソニック http://panasonic.jp/
LUMIX DMC-TX1 http://panasonic.jp/dc/compact/tx1/