富士フイルムは、撮ったその場ですぐにプリントが楽しめるインスタントカメラ 「instax(インスタックス)」シリーズの新たなラインナップとして、カードサイズのフィルムに対応したハイブリッドインスタントカメラ「instax mini LiPlay(リプレイ)」を発表。シリーズ史上最小・最軽量の携帯性に優れたボディに加え、伝えたいメッセージなどの音声をQRコード化して写真とともにプリントできる「サウンド機能」や、スマホの画像もチェキフィルムにプリントできる「ダイレクトプリント機能」といった画期的な機能を新搭載している。
FUJIFILM チェキ インスタントカメラ/スマホプリンター instax mini LiPlay エレガントブラック INS MINI H...
【関連記事】
最新の「インスタントカメラ」はどこが進化している? 編集部オススメの5選
広瀬すずも大満足の富士フイルム「チェキ」新作。20代女子にリアルな感想を聞いてみた
スマホ画像のプリントや音声記録に対応した新時代のチェキ
今回発表された「instax mini LiPlay」は従来のチェキとは異なり、出力したい画像だけを選んでプリントしたり(=撮り直しが可能)、出力前の画像を編集・加工したりできる、まさにデジタル時代の“ハイブリッドインスタントカメラ”。同様の製品として、スクエアフォーマットのフィルムを採用した2017年発売の「instax SQUARE SQ10」や2018年発売の「FUJIFILM instax SQUARE SQ20」が存在するが、チェキでおなじみの長方形のミニフォーマット採用モデルでは初となる。
また、従来機にはなかった機能として、スマホ内の画像をBluetoothでカメラに送信しプリントする「ダイレクトプリント機能」に対応したほか、“音”を伝える「サウンド機能」を新搭載。
この機能を使えばカメラに備えられた録音機能によって最大10秒間の音声を録音し、再生するために必要な情報をQRコード化して撮影画像と一緒にプリントすることが可能。写真を贈る相手へお祝いのメッセージを声で伝える、あるいは海の写真とともに波の音を記録するなど、さまざまな活用法が考えられます。
音声までプリントして伝えられるようになったことで、アナログ×デジタルの融合が魅力のハイブリッドインスタントカメラがさらに一歩進んだ印象。上で挙げた以外にもまだまだ活用方法は考えられますし、チェキの活躍シーンを広げるエポックメイキングな製品となりそうです。
【関連記事】