ソニーは同社初の4Kチューナー内蔵BDレコーダー「BDZ-FBシリーズ」を11月16日に発売します。ラインナップは、地デジ/BS/CSチューナー3基搭載の「BDZ-FBT」4モデル(内蔵HDD4TB~1TB)と、地デジ/BS/CSチューナー2基搭載の「BDZ-FBW」2モデル(内蔵HDD2TB~1TB)の計6モデル。いずれもBS/CS 4Kチューナーは2基内蔵します。
BDZ-FBシリーズは、新4K衛星放送を受信・録画できるチューナーを2基備え、裏番組録画や2番組同時録画も可能。さらに、番組毎に録画モードを選べる7つの「4K放送長時間録画モード」により、録画容量が大きくなりがちな新4K衛星放送でも、HDDの容量を節約してHDDに保存することができます。
また、UHD BDの再生にも対応するほか、録画した新4K衛星放送の番組をBDにダビングすることも可能。2Kまでのコンテンツにしか対応していない従来のBDプレーヤーでも再生できる形式に変換してダビングすることもできます。
そのほか、操作性なども改善しており、番組表操作時、画面のスクロールの速度が現行機種比で2倍以上に向上。新作の連続ドラマ・アニメを約1か月前から先行録画予約できる「新作ドラマ・アニメガイド」機能が、新4K衛星放送にも対応しています。
ソニー独自の機能として、同社の4Kブラビアなどとの組み合わせで最適な画質となるようチューニングする「4Kブラビアモード(4K BRAVIA専用高画質)」を搭載。液晶テレビや有機EL、プロジェクターといったデバイスも判別し、最適な画質に調整します。また、画質調整のパラメーターが、2018年モデルの500パターンから2500パターンに増加。コンテンツや映像ソースの種類に応じて、より緻密な調整を施します。
地デジ/BS/CSチューナー3基搭載のBDZ-FBTシリーズは、HDD 4TBの「BDZ-FBT4000」(実売予想価格15万円前後)、HDD 3TBの「BDZ-FBT3000」(同12万5000円前後)、HDD 2TBの「BDZ-FBT2000」(同11万円前後)、HDD 1TBの「BDZ-FBT1000」(同10万円前後)の4モデルを用意。
地デジ/BS/CSチューナー2基搭載のBDZ-FBWシリーズは、HDD 2TBの「BDZ-FBW2000」(同9万5000円前後)、HDD 1TBの「BDZ-FBW1000」(同8万5000円前後)の2モデルを用意します。
他社に比べ、新4K衛星放送への対応に積極的ではなかったソニーですが、ようやく4Kチューナー内蔵レコーダーを発表したことで、4Kチューナー非内蔵の4Kブラビアを購入したユーザーでも新4K衛星放送が手軽に視聴できるようになります。来年はいよいよ東京五輪ということで、レコーダーの買い替えを決断するなら、ぜひこの機会に!
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