グルメ
2017/2/22 19:00

コロッケ監修&総工費5億円の「ものまねシアター」が1周年! 新ジャンル“エンタメレストラン”が外食市場を盛り上げる

外食の業態にはさまざまなジャンルがありますが、料理と一緒にライブやパフォーマンスを楽しめる“エンターテインメントレストラン”というジャンルが存在します。ですが、敷居が高そうというイメージも強く、いまだに足を踏み入れたことがない人も多いのでは? そこで今回、とある店が1周年記念を感謝して気軽なプランをスタートさせたということで、取材に行ってきました。

 

麻布十番にある総工費5億円のショーレストランとは?

お店は、ものまね四天王のひとりとしても有名なコロッケさんがプロデュースしている「CROKET MIMIC TOKYO(コロッケ・ミミックトーキョー)」。麻布十番駅に直結しているアクセス至便な本格ショーレストランで、入口もゴージャスな雰囲気です。

20170222-a01 (7)

 

そして地下にある店内は、天井が高く開放感も抜群。総工費5億円をかけたという同店の特徴は、ラグジュアリーな装飾だけでなく、約7mを有する高い空間設計にもあります。ステージは2層構造になっていて、幅広い演出も可能。しかも脇には、ポールダンスを楽しめる設備も用意されています。

20170222-a01 (1)

 

新プランの発表とともに、特別に公開オーディションバトルが繰り広げられた今回のイベント。審査員にはコロッケさんも加わり、特別枠として有名お笑いコンビのX-GUNが登場するという豪華な内容でした。

 

ものまねの以外にも多彩なショーを食べ飲み放題付きで楽しめる!

ということで、まずはプランの内容から見ていきましょう。写真の料理は一例ですが、前菜、スープ、サラダ、フライなどのおつまみ、メイン、ピザ、パスタ、ピラフ、デザートといった多彩なメニューがそろうビュッフェ形式。

20170222-a01 (8)

 

基本的にはショーの20分前が、ドリンク・フードともにラストオーダーとなり、満足いくまで自由に楽しんだ後にライブスタートとなります。

20170222-a01 (2)

 

ドリンクも充実。カールスバーグのビールのほか、スパークリングワイン、ワイン、ウイスキー、ハイボール、焼酎、カクテル、ソフトドリンクと豊富なラインナップから選べます。また、+1000円~2500円でプレミアムフリードリンクにグレードアップすると、スパークリングワインがシャンパンになるなど、高級酒を飲めるように。

20170222-a01 (9)

 

価格は2プライス制になっていて、ステージに近いグランドシートとウィングシートは税抜9800円、それより奥のペアシート(1人でも利用可)は税抜7800円。通常は、平日ワンドリンク付きのペアシートが税抜7800円~なので、食べ飲み放題が込みと考えるとかなりおトクになっています。

↑グランドシート
↑グランドシート
↑ウィングシート
↑ウィングシート
 ↑ペアシート
↑ペアシート

 

なお、公開オーディションバトルは1次審査を勝ち抜いた7組と、スペシャルシード枠として出場したX-GUNの計8組が参加。ものまね芸人以外にも、お笑い芸人、バスケットボールパフォーマー、ポールダンサーなど、さまざまなジャンルから演者がステージを披露しました。

20170222-a01 (3)

 

そのなかで見事MVPに輝いたのは、都内を中心にポールダンスなどで活躍するショーガールのacha(アチャ)さん。特典として、同店の年間出場権を獲得しました。総評を述べたコロッケさんも、「ミュージカルのような構成で、ストーリーがあったのがよかった。スグにお店の即戦力になると思います」とコメント。

↑achaさん
↑achaさん

 

そんなachaさんですが、すでに有名アイドルやアーティストのMVに出演するほか、女優やモデルとしても活動している実力派。気になる人はお店のサイトをチェックするといいでしょう。

20170222-a01 (4)

 

現在、日本の外食市場はよくても微増という状況(※1)で伸びはいまひとつ。そんななか、ライブ・エンターテインメントの市場は活況で、統計を取りはじめた2000年と比べ市場規模は2倍以上(※2)だそうです。他方でもフードフェスが盛り上がるなど、非日常なシーンや食にエンタメ性を求める動きは増しています。1周年を迎えた同店の特別プランは3月12日まで。合わせて、今後の動向にも注目しですね。

※1)参考:日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」) ※2)参考:ぴあ総研「2016ライブ・エンタテインメント白書」