「BALMUDA The Toaster」で2015年に調理家電へ参入して以来、業界に革新を起こし続けているバルミューダ。今年1月には蒸気の力で炊き上げる炊飯器「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」を発表しました。そして今回、家電だけでは飽き足らず、このBALMUDA The Gohanで炊いたご飯にぴったりだというカレーまで作ってしまいました! その名も「BALMUDA The Curry」。今度はどんなこだわりが込められているのか、実食レポートを交えながらお伝えします。
おかずを引き立てるご飯の相棒にカレーを抜擢!
BALMUDA The Gohanは、釜を二重にして蒸気の力で炊き上げる、新しい炊飯方式を採用した炊飯器。本製品で炊かれたご飯は、雑味の少ない素直な味でおかずを引き立てると評判です(BALMUDA The Gohanの詳しい製品レビューはコチラ)。
1月に行われたBALMUDA The Gohanの製品発表会で、バルミューダ代表取締役社長の寺尾 玄氏はオリジナルのレトルトカレーを開発したいと語り、個人的にレトルトメーカーに会いに行ったりもしていた様子。当時は社内のマーケティング会議、商品企画会議、経営会議でことごとく反対されたと語っていましたが、寺尾社長はあきらめなかったようで、今回念願の「BALMUDA The Curry」発売に至りました。
サラサラ系カレーが意外なほどご飯にマッチ!
BALMUDA The Curryは、寺尾社長がほれ込んだという上野の老舗「デリー」の協力のもと、開発が行われたそうです。あの創業60年を誇る名店とのコラボと聞き、ますます期待が高まります。早速、実食レポートにうつりましょう。
運ばれてきたのは大ぶりの鶏肉とジャガイモが入ったチキンカレー。カレーソースは日本で一般的なとろみのあるタイプではなく、スープカレーのようにサラサラとしています。ご飯と一緒に食べるというコンセプトだったので、これはやや意外でした。まずはご飯にかけずにひと口食べてみると、口に入れた2、3秒後に強烈な辛さが! その後はすっと辛さが抜けていく、実にさわやかな味わいです。
さて、肝心のご飯との相性も抜群。BALMUDA The Gohanで炊いた「外側にハリがあり内側がモチっとしたご飯」をサラサラしたカレーがコーティングして、意外なほどに一体感があります。「ご飯+スープカレー」ではなく、きちんと「カレーライス」になっていました。多彩なスパイスによる奥深い味わいで、少しのルーでたくさんのご飯が食べられる印象。それでいて、さわやかな辛さのおかげで重く感じることもなく、ご飯をモリモリ食べたくなるような軽やかさがあります。
BALMUDA The Curryは、バルミューダオンラインストアやAmazon、楽天市場、Yahoo! ショッピングなどのオンラインストアのほか、一部家電量販店でも販売されます。これでバルミューダのラインナップに家カレーにぴったりな炊飯器とカレーが揃ったわけですね。この際、夏のボーナスで両方とも買ってみるというのはいかがでしょうか?