超絶スッキリの新感覚コーヒー「ギンレイ」
伝統を重んじつつ飲み手に合わせて進化する商品があれば、まったく新たな方向性へのアプローチを試みる缶コーヒーも。それが「ギンレイ」の名を冠した「ダイドーブレンドコーヒー」です。こちらもデザインから見てみましょう。
鈍く光るシャンパンゴールドを基本色に、余白を広めにとったレイアウトや書体。従来の缶コーヒーにはない、クールで高級感のあるデザインです。
「ギンレイ」が素材に関してこだわったのは「磨き豆」。これは雑味や渋味の部分を取り除いたコーヒー豆のことで、苦みをおさえたクリアな味わいになるのだそう。「ギンレイ」にはこの「磨き豆」が100%使用されています。
もしかしたら、米を一定以上磨くと「吟醸」や「大吟醸」に分類される日本酒のイメージに近いかもしれません。吟醸系のお酒はスッキリした飲み味のものが多いですよね。ということで、飲んで味をチェックしてみました。
色を見ても分かる通り、「ギンレイ」はそれなりに砂糖やミルクが入った、スタンダードな缶コーヒーの分類。…なのですが、ビジュアルからは想像もできないほどクリアな飲み味。通常の1.5倍の豆を使って抽出したとのことで、コーヒーのコクや香りは感じられますが、後味がとにかくスッキリ。これは新感覚です。「缶コーヒーは甘ったるくて苦手」という方でも、これなら飲めるかもしれません。
これまでのスッキリ系や微糖タイプとも違う、王道路線のなかに洗練されたテイストを感じました。確かにこれが、ダイドーが提案する未来のスタンダードなのかもしれません。
ダイドーは、一般的な販路のほかに、自動販売機にも注力していることで知られるメーカー。こんどダイドーの自販機を見つけたらぜひ商品をチェックして、生まれ変わった「伝統」と「革新」を実“カン”してみませんか!