健康志向の高まりで、お酒にヘルシーさを求める人が増えている昨今。糖質ゼロのビールや缶チューハイ、ウイスキーで割ったハイボールなどとともに、焼酎も注目されています。この焼酎はつくり方によって「甲類」と「乙類」にわけられますが、そのハイブリッドに「混和焼酎」があり、同カテゴリーの売り上げNo.1ブランド「かのか」から、この秋新作が登場!
新商品の特徴は? そしてその味わいを堪能するべく、発表会に参加。体験レポートしていきたいと思います。
甲類と乙類のいいとこどりをしたのが混和焼酎「かのか」
まずは「かのか」や「混和焼酎」についてのより詳しい情報から。ブランド自体は1993年に誕生し、ネーミングは“佳(よ)い香り”という意味が由来。麦焼酎や米焼酎、また缶の焼酎ハイボールもあって、今回は従来の芋焼酎が大幅リニューアルという形で9月3日に新発売となります。
冒頭で述べた「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の違いは、蒸溜方法にあります。前者は連続式蒸溜器を使うタイプで、“俺とおまえと~”で知られる「大五郎」や韓国焼酎などが該当。クリアな味わいで、割り材にも適しています。一方の後者は単式蒸溜器によるタイプで、「本格焼酎」とも。素材の味わいをより感じられるのが特徴で、香りやうまみも強めです。
そんな甲類と乙類のいいとこどりをしているのが「かのか」の主力カテゴリーである「混和焼酎」。素材本来の魅力がしっかりありながら、すっきりとした飲みやすい味わいが特徴です。混和というだけあって、おいしさを決めるポイントは各原酒のブレンディングにあり。新作では絶妙なブレンド技術で、個性豊かな2つの商品に仕上げられています。
ペアリングとしては、特に家庭的な惣菜に合う味に仕上がっているとか。それもあって、発表会の2部は「新宿西口思い出横丁」の協力店に繰り出し、特別にかのかとのペアリングセットを味わいました。
新宿の名物横丁の料理と「かのか」を合わせるはしご酒へ
各店が用意したのは、家庭でも再現しやすい身近なおつまみ。ということで、まずは鶏料理がメインの居酒屋「鳥園」へ。
飲み方はソーダ割と水割りで。ひき肉の弾力とあふれる肉汁が絶品なつくね、それに負けないしっかりとしたうまみが焼酎にもあって実に杯が進みます。また、スパイシーな手羽先との相性もつくね同様。焼酎自体の味が濃くまろやかなので、口のなかで絶妙にとけあいます。
次に向かったのは、1947年創業の老舗「第二宝来家」。焼鳥ともつ焼きが名物のこちらでは、居酒屋の定番である唐揚げと、同店渾身の炙りはつ刺しをお通しとともにいただきました。
ここでもソーダ割と水割りをオーダーしました。さつま芋の甘やかな香味が、ほんのりと漂うすっきり仕立てはキレも十分。唐揚げの油分をさっぱりさせてくれ、はつ刺しの肉のうまみや酢の物の清涼感ある味とも見事に調和します。
3件目はウナギ串の名店「カブト」へ。ノスタルジックな思い出横丁のムードを、いっそうディープに演出する雰囲気がたまりません。
かのかを注文するやいなや、女将さんが注いでくれたのは「芋焼酎かのか 濃醇まろやか仕立て」のストレート。なんとも豪快!と思ったのですが、このあと提供されたウナギ串を食べたら納得。濃厚な脂をまとったウナギにも、しっかりとマリアージュするではないですか!
さらにこのあとは、串やおでんが人気の大衆酒場「埼玉屋」の弐号店と、同横丁きっての寿司の名店「寿司辰」にも訪問。それぞれのオススメメニューに「芋焼酎かのか 華やかすっきり仕立て」を合わせましたが、改めて汎用性の広さや飲みやすさを実感しました。
なお、今回の新商品発売日である9月3日に合わせてこの日から数日間、今回紹介したお店をはじめとする数軒で、一般のお客さんも試飲体験できるキャンペーンを行うとか。実施店舗にはキャンペーンの特別メニューが用意されているので、気になる人はお店に確認してみるといいでしょう。
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