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2020/12/19 18:00

ビール好きに寄り添う“甘くない”缶チューハイ登場!開発経緯や味の特徴を徹底レポート

 

ウマいのはもちろん飽きずに飲み続けられる

まずはアルコール度数の低い4%から。キュッと締まったレモンの酸味が華やぐ、軽やかな飲み心地が特徴。度数の設定は、おいしさに最適な濃度などを探るなかで、4%にたどり着いたとのこと。

↑果汁は2.7%、エネルギーは100mlあたり26kcal

 

↑スカッとしていて、きわめてSo Cool! 甘さがないぶんベースのウォッカとレモンのフレーバーをストレートに感じられます

 

次は7%。4%よりもしっかりとした飲み応えを訴求しつつ、キリッと冴えるレモンの果実味も打ち出しています。こちらの度数も、甘さを出さずに自然な果実感を実現しつつ、力強さを訴求した結果7%になったとのことです。

↑果汁は3.4%。100mlあたり43kcalと、4%よりひとまわり強くなっています

 

↑確かにボディは4%より豊かで、パワフルな飲みごたえ。一方で、ムワッとしたアルコールの違和感はなく、レモンの酸味とも好バランスです

 

4%と7%、ともに感じたのは無糖なだけにドリンクビリティ(飽きずに飲んでいられるおいしさ)が抜群なこと。また、甘さがないので料理を邪魔しないとも思いました。特にシンプルな塩味系、酸味の効いた料理、スパイシーなテイストと合うのでは、と。発表会では「フライドチキンと好相性」と言っていたので、このペアリングも試してみることに。

↑コンビニでおなじみのフライドチキンと、唐揚げを合わせてみました

 

これはまさにドンピシャ! 唐揚げなどにレモンをかけてすっきり味わう食べ方はおなじみですが、やはりレモンと揚げ物との相性は抜群です。また開発担当者によると、揚げ物のほかにチーズ系の料理も好相性。意外なところでは漬物や、おにぎりなどのご飯類も、米の味を邪魔しないのでよく合うそうです。

 

トータルの感想は「さすが氷結!」といえる完成度の高さを感じましたが、無糖という提案自体がヒットするのではと思います。なぜなら、今夏キリンビバレッジから「キリンレモン スパークリング 無糖」が新フレーバーとして登場し、大ヒットを記録したからです。

 

しかも担当者に聞くと、「キリン 氷結 無糖 レモン」の開発には飲料市場における無糖炭酸の動向などに関してキリンビバレッジの知見を活用したとのことで、まさにガチ。このレモン味のヒット次第で、ほかのフレーバーに無糖が登場することも期待大だといえるでしょう。

 

 

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